行田市三方領知替200年記念事業

三方領知替とは

三方領知替とは、江戸時代、幕府の命令で三つの大名家が同時に玉突き状態でお互いの領地を同時に交換させる（転封する）ことをいいます。今から200年前の文政6年(1823年)、忍藩主阿部正権が白河へ、白河藩主松平定永が桑名へ、桑名藩主松平忠堯が忍へ転封となる三方領知替が行われました。

このことが縁となり、行田市・桑名市・白河市は平成10年(1998年)に友好都市を締結し、経済や文化、スポーツなど様々な分野で交流が続けられています。

令和5年(2023年)は、この歴史的史実からちょうど200年、さらには友好都市25周年を迎えます。市では様々な取組みを通じてこの記念すべき年を皆様と共にお祝いしていきます。

令和5年8月30日に株式会社ファイブイズホーム(細井保雄代表取締役）より、同年9月7日には山本食品工業株式会社（山本正憲代表取締役社長）より、それぞれ寄附をいただきました。

いただいた寄附金は三方領知替200年記念事業に活用させていただきました。

行田市長に目録を手渡す細井保雄代表取締役

行田市長に目録を手渡す山本正幸取締役会長

この協議会では、「三方領知替」を通じた魅力ある地域を創出する取組を実現するため、構成団体同士が情報交換を行うとともに具体的な手法について検討しました。

令和5年8月9日、市役所3階305AB会議室で第1回行田市三方領知替200年推進協議会を開催しました。

第1回協議会では、三方領知替200年をお祝いするための市の具体的な取組について説明するとともに、機運醸成に向けて委員同士で考えを共有しました。

令和6年3月18日、市役所3階305AB会議室で第2回行田市三方領知替200年推進協議会を開催しました。

第2回協議会では、三方領知替200年をお祝いする各種取組について、最初に市から「三方領知替200年記念事業報告書」をもとに説明し、その後に委員より各団体で実施した取組みを報告いただきました。

行田市三方領知替200年推進協議会委員名簿（敬称略・会長以外は五十音順）
	役職	氏名	選出団体（所属）及び役職
1	会長	行田邦子	行田市長
2	委員	大澤由子	行田市文化団体連合会会長
3	委員	小池利昌	行田市自治会連合会会長行田市商店会連合会会長
4	委員	後藤巧	行田商工会議所青年部会長
5	委員	坂本研一	行田ロータリークラブ会長
6	委員	鈴木敬一郎	行田さくらロータリークラブ会長
7	委員	高柳正行	埼玉県利根地域振興センター所長
8	委員	竹内政行	行田市体育協会理事長
9	委員	戸塚昌利	NPO法人行田観光物産会代表理事
10	委員	橋本兼一(第2回) 新井雅也(第1回)	行田青年会議所理事長
11	委員	羽鳥優治	行田ライオンズクラブ会長
12	委員	福島伸悦	公益財団法人忍郷友会事務局長
13	委員	細井保雄	行田商工会議所会頭一般社団法人行田おもてなし観光局理事長
14	委員	山本栄治	南河原商工会会長
15	委員	山本直樹	行田市PTA連合会会長

本市の歴史的史実である忍藩、桑名藩、白河藩における「三方領知替」から200年が経過したことを広く周知するために作成したもので、市の事業や市内外の各団体が実施した各種事業のポスター、チラシなど様々な媒体に活用されました。

市民や事業者、関係団体の皆さまと共に三方領知替200年という記念すべき節目の年を祝い、機運醸成を図るために作成したもので、昨年9月から12月までの期間中、市内各所に掲示しました。

さわやかな秋風に揺られるのぼり旗

まちなかを華やかに彩るタペストリー

三方領知替200年を祝う横断幕

市内の歩道橋など8カ所に横断幕を設置し、三方領知替200年を盛り上げました

市役所に懸垂幕を設置し、三方領知替200年をPR

公用車でも三方領知替200年をPRしました

本市の動画プロジェクトチーム「IGZO GYODA PROJECT」が、三方領知替200年を広くPRするための動画を制作しました。

三方領知替について分かりやすく、そしてコミカルに紹介していますので、ぜひご覧ください。

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