真観寺の絵馬
文化財の概要
- 読み しんかんじのえま
- 区分 市指定有形文化財
- 種別 歴史資料
- 員数 1点
- 所在地 行田市小見1124 真観寺
- 形状 縦129センチメートル、横80センチメートル
- 公開/非公開 非公開
- 指定年月日 令和4年4月21日
文化財の説明
真観寺の絵馬は、宝暦9年(1759)2月に沙門多膳が奉納したもので、板に台座に乗った馬が描かれ、その形に板が切り抜かれています。
この絵馬は、現在の方形や五角形(家形)の絵馬が定着する以前の古い形の絵馬で、絵馬の歴史を伝える大変貴重な歴史資料と言えます。
「抜け馬」伝説
この絵馬は馬の前足部分が切り取られて、裏側に貼り付けられていますが、それについて「夜になると馬が絵馬から抜け出して田畑を荒らしたので、前足を切って抜け出せないようにした」と言う「抜け馬」伝説が地元に伝わっています。
地域の伝説に関わる絵馬としても重要なものであると言えます。
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更新日:2024年08月02日