真観寺の絵馬

更新日:2022年06月10日

台座に乗った馬が描かれた木の板。馬の形に切り抜かれている。

文化財の概要

  • 読み しんかんじのえま
  • 区分 市指定有形文化財
  • 種別 歴史資料
  • 員数 1点
  • 所在地 行田市小見1124 真観寺
  • 形状 縦129センチメートル、横80センチメートル
  • 公開/非公開 非公開
  • 指定年月日 令和4年4月21日

文化財の説明

真観寺の絵馬は、宝暦9年(1759)2月に沙門多膳が奉納したもので、板に台座に乗った馬が描かれ、その形に板が切り抜かれています。

この絵馬は、現在の方形や五角形(家形)の絵馬が定着する以前の古い形の絵馬で、絵馬の歴史を伝える大変貴重な歴史資料と言えます。

「抜け馬」伝説

この絵馬は馬の前足部分が切り取られて、裏側に貼り付けられていますが、それについて「夜になると馬が絵馬から抜け出して田畑を荒らしたので、前足を切って抜け出せないようにした」と言う「抜け馬」伝説が地元に伝わっています。

地域の伝説に関わる絵馬としても重要なものであると言えます。

記念公開

このたびの文化財指定を記念して、通常は非公開のこの絵馬を一般公開します。

ぜひこの機会に見学してください。

日時

令和4年6月19日(日曜日)午前8時から正午

場所

真観寺客殿(小見1125)

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