板石塔婆(小針)


文化財の概要
- 読み いたいしとうば
- 区分 市指定有形文化財
- 種別 考古資料
- 員数 1基
- 所在地 行田市佐間3-8-9 行田埋蔵文化財センター
- 時代 鎌倉
- 形状 高さ216センチメートル、幅52センチメートル、厚さ8センチメートル
- 公開/非公開 公開(開館日:火曜日・土曜日・日曜日〔年末年始を除く〕・11月14日〔県民の日〕)
- 指定年月日 昭和34年3月19日
文化財の説明
板石塔婆は、板碑(いたび)とも呼ばれ、鎌倉時代以降盛んに造られました。秩父青石(ちちぶあおいし)といわれる緑泥片岩(りょくでいへんがん)等を使った石碑の一種で、一般的に死者の霊を供養するために造立されました。当時の信仰形態のみならず、生活の一端を知り得る歴史資料として貴重です。
この板石塔婆は、上部に阿弥陀三尊の種子(しゅじ)を、荘厳体(しょうごんたい)で刻み、下部に梵字(ぼんじ)で光明真言(こうみょうしんごん)を記しています。
記年銘はやや薄れていますが、元応3年(1321年)と読めます。元は市内小針地区にあったものを、史料館に移動しました。
地図
行田市小針
埋蔵文化財センター
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更新日:2022年01月21日