真名板高山古墳

更新日:2022年01月20日

小高い山のようになった上部に木が植えられ、右下には石碑がたっている真名板高山古墳の写真

文化財の概要

  • 読み まないたたかやまこふん
  • 区分 県指定記念物
  • 種別 史跡
  • 員数 1基
  • 所在地 行田市真名板1532
  • 時代 古墳
  • 形状 全長90.5メートル、高さ7.3メートル
  • 公開/非公開 公開
  • 指定年月日 昭和49年3月8日

文化財の説明

この古墳は、東西に主軸を持つ前方後円墳で、前方部には浅間社が祭られています。

現存の墳丘の大きさは、全長90.5メートル、前方部の高さ7.3メートル、最大幅50メートル、後円部の高さ5.4メートル、直径40メートルです。

これまでにトレンチ、ボーリング調査が数回行われていますが、埋葬施設等の詳細は不明です。ボーリング調査の結果から、古墳が約3メートル埋没しており、深さ約2メートルの二重の周掘が巡ることが判明しています。

築造年代、埋葬施設、副葬品類については明らかではありませんが、周辺から採集された埴輪(はにわ)片等から、6世紀後半の築造と考えられています。墳丘の形状は、かつて多量の封土(ふうど)が除去されたために、大きく変形しています。

西方約4キロメートルに位置する埼玉古墳群とも時期的には並行しており、その関連が注目されます。

地図

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