高澤家住宅(主屋等5棟)

更新日:2022年01月20日

庭に桜の木があり、その奥にある木造2階建ての古い母屋の写真

主屋

木々や緑が多い庭で、飛び石が敷かれて離れまでの動線になっており、奥に平屋の建物が見える、庭から見た離れの写真

離れ

両脇に背の低い生垣がある道が続き、正面に屋根があり両開きの大扉がある長屋門の写真

長屋門

木造の古い建物で、軒下が広くその奥に白壁が見える土蔵の写真

土蔵

2階建ての古い建物で、2段の瓦屋根、1階部分の正面は壁がなく、薄暗い納屋を正面から写した写真

納屋

文化財の概要

  • 読み たかざわけじゅうたく
  • 区分 国登録有形文化財
  • 種別 建造物
  • 員数 5棟
  • 所在地 行田市長野3-5-41
  • 時代 江戸後期~明治期
  • 構造 主屋・離れ・長屋門・納屋:木造、瓦葺    土蔵:土蔵造、瓦葺、平屋建
  • 公開/非公開 公開(外観のみ)
  • 登録年月日 平成19年5月15日

文化財の説明

高澤家住宅は、江戸時代末の豪農の様相を知る養蚕農家住居として歴史的価値が高い建物です。

建物群は敷地中央北寄りに配される主屋を起点とし、主屋西側に内廊で接続する離れがあります。主屋南面となる敷地端には長屋門が配され、主屋北側には土蔵、南東側には篠屋と称する納屋が位置しています。

主屋は木造2階建ての切妻造りで、2階には蚕室があり、換気、光彩のための高窓が設置されています。同年代に建てられたと考えられる長屋門には「安政六年(1859)己未吉日高澤磯右ヱ門建立」の棟札があることから、江戸後期に建てられたと思われます。また、平成17年度に行田市の第1回「浮き城のまち景観賞」を受賞しており、現在は染色と陶芸の工房ギャラリー兼住宅として使用されています。

地図

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