魯桑

更新日:2022年01月20日

細い道沿いに植えられており、枝が伸び緑の葉が生い茂っている大きな魯桑の木の写真

文化財の概要

  • 読み ろそう
  • 区分 市指定記念物
  • 種別 天然記念物
  • 員数 1本
  • 所在地 行田市埼玉1281
  • 形状 樹高12メートル、目通り1.2メートル、根回り1.7メートル
  • 公開/非公開 公開 (個人所有のため要見学許可)
  • 指定年月日 昭和51年12月24日

文化財の説明

この魯桑は、明治初年、この地方の土質に桑の木の生育が適することを知り、村の副業として養蚕を導入した当時、植えられた桑の1本です。以来、この地方では養蚕業が一大隆盛をみましたが、戦時中の食糧増産や戦後の人絹糸(じんけんし:レーヨン)の発達等により養蚕業が衰退したため、桑園も姿を消してしまいました。

この魯桑は、その大きな役割を郷土にもたらした初期の桑として貴重なものです。

大きさは、樹高12メートル、目通り1.3メートル、根回り1.7メートルを計り、中国原産の珍しいものです。

地図

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