一里塚

更新日:2022年03月04日

枝を伸ばし緑の葉が生い茂っている榎の大木が植えられている一里塚の写真

文化財の概要

  • 読み いちりづか
  • 区分 県指定記念物
  • 種別 史跡
  • 員数 1基
  • 所在地 行田市佐間3-27-3  TACO株式会社敷地内
  • 時代 江戸
  • 形状 塚:高さ2.1メートル、径4.6メートル、榎:高さ9メートル、目通り2.4メートル
  • 公開/非公開 公開(会社敷地内のため要見学許可)
    注意:会社が休みのときは見学できません。
  • 指定年月日 昭和2年3月31日

文化財の説明

この一里塚は、中山道の鴻巣(箕田)から分かれて館林へ向かう日光裏街道の路傍に築かれたもので、もとの下忍村・埼玉村・佐間村の境界地点に位置しています。

一里塚とは塁を築いてその上に松か榎(えのき)を植えて距離を表示した里程標ですが、夏は旅人がこの緑陰で休息をとり、冬は寒風を避けてやすらぐなど、道中のオアシスとしての役目も果たしました。

もともとは道の両側に築かれていましたが、現在は西側の塚は崩されて、この東側の塚だけが残っています。今も塚の上には、築かれた当時に植えられた榎の大木が大きな枝を伸ばし、往時の姿をとどめています。

地図

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