武蔵野銀行行田支店店舗

更新日:2022年01月20日

ベージュ色のスクラッチタイル貼りで、格子の入った縦長の窓が左右に見える近代復興式の鉄筋コンクリート造2階建ての武蔵野銀行行田支店店舗の外観写真
格子の入った縦長の窓や右側2階には小さい縦長の窓が並んでいる東側から見た武蔵野銀行行田支店店舗の外観写真

文化財の概要

  • 読み むさしのぎんこうぎょうだしてんてんぽ
  • 区分 国登録有形文化財
  • 種別 建造物
  • 員数 1棟
  • 所在地 行田市行田4-2
  • 時代 昭和 9年
  • 構造 鉄筋コンクリート造地上2階、地下1階建、建築面積281平方メートル
  • 公開/非公開 公開 (外観のみ)
  • 登録年月日 平成17年11月10日

文化財の説明

この建物は、忍貯金銀行の店舗として昭和9年6月28日に竣工しています。

彫りの深い近代復興式の鉄筋コンクリート造2階建ての本格的銀行建築で、冬に北西から強い風が吹く行田の気候・風土を反映して西側には出入口が無く、窓も東側に比べて極端に少ない造りになっています。外壁は当時流行のスクラッチタイル貼りで、本格的な歯飾りの軒蛇腹(のきじゃばら)、繊細な装飾、格子の入った縦長の窓、その上に付けられたレリーフの入った円形の羽目板などが特徴的です。

この建物は昭和19年に行田足袋元売販売株式会社へ売却され、戦後足袋会館として使われた後、昭和44年から武蔵野銀行行田支店になりました。

埼玉県内で数少ない戦前の鉄筋コンクリート造の本格的銀行建築として、貴重な建物と言えます。

地図

ベージュ色のスクラッチタイル貼りで、格子の入った縦長の窓が左右に見える近代復興式の鉄筋コンクリート造2階建ての武蔵野銀行行田支店店舗の外観写真
格子の入った縦長の窓や右側2階には小さい縦長の窓が並んでいる東側から見た武蔵野銀行行田支店店舗の外観写真

この記事に関するお問い合わせ先

文化財保護課
〒361-0052 埼玉県行田市本丸2-20
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