高橋家の芭蕉句碑

更新日:2022年01月20日

長方形の台石の上に三角の形に似た大きな石碑が置かれ、案内板が設置されている高橋家の芭蕉句碑の写真

文化財の概要

  • 読み たかはしけのばしょうくひ
  • 区分 市指定記念物
  • 種別 史跡
  • 員数 1基
  • 所在地 行田市野795
  • 時代  明治
  • 形状 高さ128センチメートル、幅107センチメートル、厚さ10センチメートル、根府川石
  • 公開/非公開 公開(個人所有のため要見学許可)
  • 指定年月日 平成5年3月31日 

文化財の説明

明治9年に当時の正覚寺住職が檀家有志と共に句会を催した際に、かつての住職であった孝協大徳の徳を称えて建てたものです。元は正覚寺に建てられていましたが、後に檀家の大檀那であった高橋家が譲り受け、二度移転されて、現在は高橋家の庭に移されています。

碑表には右に「名月の花かと見えて綿ばたけ  はせを」と句が刻まれ、中央には孝協大徳を称える碑文が記されています。台石には隷書で「名月碑」とあり、かつてこのあたりに綿花が咲き乱れていた風情をうかがわせる句碑です。

地図

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