関ヶ原合戦図屏風
左隻
右隻
文化財の概要
- 読み せきがはらかっせんずびょうぶ
- 区分 市指定有形文化財
- 種別 絵画
- 員数 6曲1双
- 所在地 行田市本丸17-23 行田市郷土博物館
- 時代 江戸
- 形状 本紙 縦57センチメートル、横125センチメートル
- 公開/非公開 展示期間のみ公開
- 指定年月日 平成11年3月25日
文化財の説明
この屏風の右隻は、関ヶ原合戦前日9月14日の大垣における杭瀬川の戦いが描かれ、左隻は、15日の合戦当日の様子が合戦の開始から西軍の敗走まで、時間の経過を追って描かれています。
従来より関ヶ原合戦図屏風・絵巻物等は数種類残されており、左隻の構成から井伊家、井伊家家老木俣家に伝来する屏風と同一の物と考えられますが、右隻については、井伊家、木俣家に伝来していないものの、関ヶ原町周辺で3点ほど残されています。また、この屏風は、四条派を学んだ人の作品で、制作時期は幕末頃と推定されます。市内埼玉の湯本家に伝来し、昭和63年12月3日に行田市郷土博物館に寄贈され、平成元年に表装替えが行われています。
制作地は岐阜県と考えられますが、全国的に見ても優秀な作品であり、歴史的価値が高く評価されます。
地図
行田市郷土博物館
この記事に関するお問い合わせ先
文化財保護課
〒361-0052 埼玉県行田市本丸2-20
電話番号:048-553-3581
ファクス:048-556-0770
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2022年01月20日