無量壽堂扁額

文化財の概要
- 読み むりょうじゅどうへんがく
- 区分 市指定有形文化財
- 種別 書跡
- 員数 1面
- 所在地 行田市須加4727-1 如来堂
- 時代 江戸
- 形状 縦80センチメートル、横198センチメートル
- 公開/非公開 非公開
- 指定年月日 平成12年3月28日
文化財の説明
如来堂の阿弥陀如来三尊は、信濃善光寺の三尊と同体といわれ、多くの人々の信仰を集めましたが、将軍綱吉の老中であった忍城主阿部正武(あべまさたけ)がこれを禁止し、上野の寛永寺の宿坊(しゅくぼう)に預けました。のちに綱吉の母桂昌院(けいしょういん)の信仰を得ましたが、元の場所に戻りたいとのお告げにより、須加に堂が建てられたといわれています。
この扁額は、忍城主阿部正識(まさつね)の書になるもので、かつて広い信仰圏を獲得し、隆盛を誇った如来堂を記録する資料として貴重であるとともに、正識の数少ない作品としても貴重です。
地図
如来堂
この記事に関するお問い合わせ先
文化財保護課
〒361-0052 埼玉県行田市本丸2-20
電話番号:048-553-3581
ファクス:048-556-0770
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2022年01月21日