無量壽堂扁額

更新日:2022年01月21日

茶色の木材に白文字で無量壽堂と書かれた扁額の写真

文化財の概要

  • 読み むりょうじゅどうへんがく
  • 区分 市指定有形文化財
  • 種別 書跡
  • 員数 1面
  • 所在地 行田市須加4727-1 如来堂
  • 時代 江戸
  • 形状 縦80センチメートル、横198センチメートル
  • 公開/非公開 非公開
  • 指定年月日 平成12年3月28日

文化財の説明

如来堂の阿弥陀如来三尊は、信濃善光寺の三尊と同体といわれ、多くの人々の信仰を集めましたが、将軍綱吉の老中であった忍城主阿部正武(あべまさたけ)がこれを禁止し、上野の寛永寺の宿坊(しゅくぼう)に預けました。のちに綱吉の母桂昌院(けいしょういん)の信仰を得ましたが、元の場所に戻りたいとのお告げにより、須加に堂が建てられたといわれています。

この扁額は、忍城主阿部正識(まさつね)の書になるもので、かつて広い信仰圏を獲得し、隆盛を誇った如来堂を記録する資料として貴重であるとともに、正識の数少ない作品としても貴重です。

地図

如来堂

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