寺子屋玉松堂関係資料

更新日:2022年01月20日

茶色く変色した紙に「門入証文帳」と書かれた冊子の写真
茶色く変色した紙に「安政4年日記帳」と書かれた冊子の写真
黒っぽく変色し、所々破れがある教科書の写真

文化財の概要

  • 読み てらこやぎょくしょうどうかんけいしりょう
  • 区分 市指定有形文化財
  • 種別 歴史資料
  • 員数 3冊
  • 所在地 行田市野 個人所有 〔行田市郷土博物館に寄託〕
  • 時代 江戸~明治
  • 公開/非公開 展示期間のみ公開
  • 指定年月日 平成12年3月28日

文化財の説明

江戸時代の忍城下最大の寺子屋であった玉松堂の資料として、門入証文帳、日記帳、教科書が残されています。

証文帳によれば、寺子は行田市野地区だけでなく、川里(鴻巣市)や吹上(鴻巣市)の川面、袋、前砂なども含まれており、比較的広範囲に渡っていたことを知ることができます。

また、日記帳は、寺子屋での教育方針や日常生活、謝礼等、当時の寺子屋教育を知る上で貴重な資料であり、当時の教科書と合わせ、これらの資料は江戸時代忍藩領内における寺子屋教育の様子を伝える貴重な資料といえます。

地図

行田市郷土博物館

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