吉田庸徳関係資料

更新日:2022年01月20日

冊子を閉じた状態の洋算早学2冊と見開きになっている洋算早学第三編の写真

洋算早学全・第二編・第三編

見開きページの右側に大きな文字で「度量早見」、左側には文章が書かれている冊子の写真

校正中外度量早見

黒い表紙の左側にそれぞれの資料名が書かれている冊子2冊の写真

童蒙必読官職道志留遍・習字 童のたしなみ

劣化して所々茶色く変色している、黄色い表紙の上巻、中巻、下巻、3冊の写真

開化算法大成上・中・下

見開きページの右側に大きな文字で「開化早割新撰算法」、左側には文章が書かれている冊子の写真

開化早割新撰算法

紋付袴を着て刀を左手に持って座っている武士が写っている写真

ガラス湿板

文化財の概要

  • 読み よしだようとくかんけいしりょう
  • 区分 市指定有形文化財
  • 種別 歴史資料
  • 員数 13点(刊行本11点、ガラス湿板2枚)
  • 所在地 行田市本丸17-23 行田市郷土博物館
  • 時代 江戸~明治
  • 公開/非公開 展示期間のみ公開
  • 指定年月日 平成12年3月28日

文化財の説明

吉田庸徳は、幕末の弘化元年(1844)に忍に生まれ、藩の学校であった培根堂(ばいこんどう)の教授となり、明治初期の洋算、つまり西洋流の算術書を多く出版し、日本の数学教育の発展に大きな功績を残した人物として評価されています。

関係資料には、庸徳の出版した本とともに、ガラス湿板写真2枚が含まれています。このうち一枚は、箱書きに慶応4年(1868)に横浜で下岡蓮杖(しもおかれんじょう)が撮影したとあり、日本における写真家の草分けの一人、下岡蓮杖の作品として、写真史の黎明期の数少ない資料としても貴重です。

地図

行田市郷土博物館

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