納額

更新日:2022年01月20日

背景に松の木と海、鎧を身につけ弓矢を持った随臣、神功皇后、武内宿禰が描かれた納額の写真
納額の、応神天皇を胸に抱いた武内宿禰、その後ろに神功皇后が座っている部分の写真

文化財の概要

  • 読み のうがく
  • 区分 市指定有形文化財
  • 種別 歴史資料
  • 員数 1枚
  • 所在地 行田市行田16-23 行田八幡神社
  • 時代 江戸
  • 形状 縦135センチメートル、横165センチメートル
  • 公開/非公開 公開(拝殿内のため要見学許可)
  • 指定年月日 平成14年3月28日

文化財の説明

この納額は、弘化2年(1845)に原口長兵衛によって奉納されたもので、縦135センチメートル、横165センチメートルの額装で、行田八幡神社拝殿に掲げられていました(現在は社務所で保管)。

桐の板を横にはぎ合わせ、金箔を押した豪華な素地に、雄勁な松、岩、波を背景に三韓を征して凱旋した鎧姿の神功皇后(じんぐうこうごう)、武内宿禰(たけうちのすくね)に抱かれた応神天皇、鎧姿の随臣たちが色鮮やかに描かれています。

「日本書紀」から題材を得てこの画を描いたのは、江戸琳派の祖、酒井抱一(ほういつ)門下の鈴木其一(きいつ)で、この納額は其一の代表作のひとつと言える見事なものです。

地図

行田八幡神社

背景に松の木と海、鎧を身につけ弓矢を持った随臣、神功皇后、武内宿禰が描かれた納額の写真
納額の、応神天皇を胸に抱いた武内宿禰、その後ろに神功皇后が座っている部分の写真

この記事に関するお問い合わせ先

文化財保護課
〒361-0052 埼玉県行田市本丸2-20
電話番号:048-553-3581
ファクス:048-556-0770
メールフォームによるお問い合わせ