納額


文化財の概要
- 読み のうがく
- 区分 市指定有形文化財
- 種別 歴史資料
- 員数 1枚
- 所在地 行田市行田16-23 行田八幡神社
- 時代 江戸
- 形状 縦135センチメートル、横165センチメートル
- 公開/非公開 公開(拝殿内のため要見学許可)
- 指定年月日 平成14年3月28日
文化財の説明
この納額は、弘化2年(1845)に原口長兵衛によって奉納されたもので、縦135センチメートル、横165センチメートルの額装で、行田八幡神社拝殿に掲げられていました(現在は社務所で保管)。
桐の板を横にはぎ合わせ、金箔を押した豪華な素地に、雄勁な松、岩、波を背景に三韓を征して凱旋した鎧姿の神功皇后(じんぐうこうごう)、武内宿禰(たけうちのすくね)に抱かれた応神天皇、鎧姿の随臣たちが色鮮やかに描かれています。
「日本書紀」から題材を得てこの画を描いたのは、江戸琳派の祖、酒井抱一(ほういつ)門下の鈴木其一(きいつ)で、この納額は其一の代表作のひとつと言える見事なものです。
地図
行田八幡神社


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更新日:2022年01月20日