紺紙金字法華経

更新日:2022年01月20日

金色と銀色の文字が1行ずつ交互に書かれている部分がある法華経の写真
全て金色の文字で書かれている法華経の写真

文化財の概要

  • 読み こんしきんじほけきょう
  • 区分 市指定有形文化財
  • 種別 典籍
  • 員数 8巻
  • 所在地 行田市前谷1426 光明寺
  • 時代 江戸
  • 形状 縦29.5センチメートル
  • 公開/非公開 非公開
  • 指定年月日 昭和34年3月19日

文化財の説明

写経は、亡くなったものへの追善供養や、生きているものへの生前利益のために行われましたが、わが国で写経の中心となったのは、8巻28品からなる法華経でした。

この法華経は、江戸時代のものですが、秘巻として納められていたので完全です。8巻のうち3巻が交互に金銀泥で書かれ、他の5巻は金泥で文字も鮮麗です。背銘文は、祈願を込めて菩薩のために書かれた文字が、やはり金銀泥で全て異なった筆で無限に書かれています。紙背には奉納者の名前が朱字で多数記されており、極めて広範囲にわたり信仰者がいたことがうかがえます。

地図

光明寺

金色と銀色の文字が1行ずつ交互に書かれている部分がある法華経の写真
全て金色の文字で書かれている法華経の写真

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