梅貞童子の御守筒
文化財の概要
- 読み ばいていどうじのおまもりづつ
- 区分 市指定有形文化財
- 種別 工芸品
- 員数 1口
- 所在地 行田市城西4-3-21 正覚寺
- 時代 江戸
- 形状 長さ43センチメートル、口径8.5センチメートル
- 公開/非公開 非公開(行田市郷土博物館にレプリカ展示)
- 指定年月日 昭和35年3月29日
文化財の説明
徳川家康四男の忍城主松平忠吉(ただよし)が、長子の梅貞童子の成長を願って作らせた御守筒で、新編武蔵風土記には「梅貞童子ノ負ハセ玉ヒシモノト云、長サ一尺三寸五分円径三寸三分、銅ノ滅金ニ唐草ノ彫アリテ葵御紋二十七ヶ所ニアリ」と記されています。
筒は、金銅製で、葵紋唐草透し彫りが施され、両端の蓋は外れるようになっており、中央にふさを結ぶためと思われる丸環がついています。
松平忠吉は、天正8年(1580)9月生れで、文禄元年(1592)2月、忍城主となり関ヶ原で勇戦し、直後の慶長5年(1600)10月、清洲城主(62万石)となりましたが、慶長12年(1607)3月、28才で逝去しました。梅貞童子は、慶長3年(1598)に早世し、正覚寺に葬られました。
地図
正覚寺
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更新日:2022年01月20日