紙本着色十二天画像

更新日:2022年01月21日

文化財の概要

  • 読み しほんちゃくしょくじゅうにてんがぞう
  • 区分 市指定有形文化財
  • 種別 絵画
  • 員数 12幅
  • 所在地  行田市持田5908-1 宝蔵寺
  • 時代 室町
  • 形状 縦93センチメートル、横34.8センチメートル
  • 公開/非公開 非公開
  • 指定年月日 昭和34年3月19日

文化財の説明

十二天は密教で方位を守護する善神です。

この十二天画像は、12幅ともに輪光の周囲に火焔をめぐらした焔光背(えんこうはい)を背負い、荷葉座(かしょうざ)の上に立って描かれています。描線は尊軀(そんく)に鉄線描(てっせんびょう)を用い、宋朝の衣文(えもん)、天衣(てんえ)に太い線、細い線を混交し、典雅な濃彩はひとしお美しく、肉付きのいい写実的でおだやかな相好と容姿は室町の風潮を表し、専門の絵仏師が精魂こめた佳作です。

左手に独鈷を持っている帝釈天の写真

帝釈天

左手に念珠(数珠)を持っている火天の写真

火天

左手に人頭のついた杖を持っている焔魔天の写真

焔魔天

武将の姿で右手に太刀を持っている羅刹天の写真

羅刹天

左手に竜の頭を丸めて縄にした竜索を持っている水天の写真

水天

左手に風にたなびく白いひもがついた杖を持っている風天の写真

風天

左の手のひらに塔を乗せている毘沙門天の写真

毘沙門天

左手に三鈷の鉾を持っている伊舎那天の写真

伊舎那天

三つの顔を持ち左手に蓮華を持っている梵天の写真

梵天

左手に月輪を持っている地天の写真

地天

右の手のひらに日輪を乗せている日天の写真

日天

左手に月輪を持っている月天の写真

月天

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