紙本着色十二天画像
文化財の概要
- 読み しほんちゃくしょくじゅうにてんがぞう
- 区分 市指定有形文化財
- 種別 絵画
- 員数 12幅
- 所在地 行田市持田5908-1 宝蔵寺
- 時代 室町
- 形状 縦93センチメートル、横34.8センチメートル
- 公開/非公開 非公開
- 指定年月日 昭和34年3月19日
文化財の説明
十二天は密教で方位を守護する善神です。
この十二天画像は、12幅ともに輪光の周囲に火焔をめぐらした焔光背(えんこうはい)を背負い、荷葉座(かしょうざ)の上に立って描かれています。描線は尊軀(そんく)に鉄線描(てっせんびょう)を用い、宋朝の衣文(えもん)、天衣(てんえ)に太い線、細い線を混交し、典雅な濃彩はひとしお美しく、肉付きのいい写実的でおだやかな相好と容姿は室町の風潮を表し、専門の絵仏師が精魂こめた佳作です。

帝釈天

火天

焔魔天

羅刹天

水天

風天

毘沙門天

伊舎那天

梵天

地天

日天

月天
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更新日:2022年01月21日