紙本着色羅漢画像



文化財の概要
- 読み しほんちゃくしょくらかんがぞう
- 区分 市指定有形文化財
- 種別 絵画
- 員数 3幅
- 所在地 行田市桜町2-20-44 長久寺
- 時代 南北~室町
- 形状 縦122センチメートル、横56センチメートル
- 公開/非公開 非公開
- 指定年月日 昭和34年3月19日
文化財の説明
この羅漢図は、長久寺では古来より兆殿司(ちょうでんす)作と言い伝えられてきました。兆殿司(明兆)は、南北朝から室町初期にかけての代表画家です。
月光のもとで花瓶に白蓮華を生け、または読経に努める禅林の僧侶を描いた羅漢図三幅です。羅漢とは釈迦に従った仏弟子たちを指します。中国風の画題ですが、衣服や人物表現の線描の柔らかいことから、わが国近世初頭の作品の可能性が考えられます。
箱の蓋裏に「元文四巳未天六月九日 羅漢三幅対 長久寺什物 武州埼玉群忍谷郷清水宗壽居士 寄附之 光浄代」の墨書があります。
*元文四年(1739)
地図
長久寺
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更新日:2022年01月20日