若小玉の獅子舞
令和6年度 演舞日程
【日時】9月16日(月曜日・祝日)日中
【場所】勝呂神社
【演目】橋掛り・花掛り・鐘巻


文化財の概要
- 読み:わかこだまのししまい
- 区分:市指定民俗文化財
- 種別:無形民俗文化財
- 所在地:行田市若小玉
- 時代:江戸
- 形態:三匹獅子舞
- 公開/非公開:公開
- 指定年月日:平成21年7月30日
- 勝呂神社:埼玉県行田市若小玉2630
- アクセス:JR高崎線吹上駅より朝日自動車バス行田折り返し場行き「勝呂住宅」下車徒歩5分
文化財の説明
若小玉の獅子舞は、市内若小玉地区に伝わる民俗芸能で、現在は若小玉獅子舞保存会が保存・継承し、五穀豊穣、悪魔退散、村内安全を祈願して村の総鎮守である勝呂神社の大祭の際に奉納されています。
起源については、江戸時代後半の文化11年(1814)に、村内の中里家に集まる若者を中心に始められたと伝えられています。
獅子は法眼(ほうがん)、中獅子(なかじし)、雌獅子(めじし)の三匹獅子舞で、他に面冠(めんか)、おかめ、火男(ひょっとこ)、笛方、歌方、万燈、花笠などで構成されています。
曲目は「橋掛り(はしがかり)」、「花掛り(はながかり)」、「鐘巻(かねまき)」の3曲でいずれも神話を題材としています。
勝呂神社拝殿前で「橋掛り」を舞った後、村回りを行います。稲荷神社または諏訪神社(1年交替で獅子舞が演じられる)で「橋掛り」、秋葉神社で「花掛り」を奉納し、夜には勝呂神社で「鐘巻」、「花掛り」を奉納します。「鐘巻」は須佐之男命(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治する場面の舞で、若小玉を代表する曲目です。舞の最後には、子どもたちが元気に育つようにとの願いを込め、面冠が見物客の中にいる子どもたちを鐘の上に座らせるほほえましい光景も見られます。
現在は9月20日に近い日曜日に実施されています。
地図
勝呂神社


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更新日:2024年08月02日