馬見塚の獅子舞

更新日:2023年08月31日

令和5年度 演舞日程

・日時:9月2日(土曜日)午前9時~※猛暑により1時間早まりました。

・場所:馬見塚の神明社・諏訪神社・西善院

・演目:おかざき・稲穂・花掛り・鐘巻など

・内容:神明社、諏訪神社、西善院などを回って、数回演舞します。

(注意)雨天の場合、中止又は屋根のある場所(キタミソウ自生地付近)に変更となる場合があります。

紅白の提灯が掛けられてりう住宅前の広場で、獅子舞の踊りが披露されている写真
田んぼの横の広場で、赤いお面を被った男性があぐらで座っており、両脇にお面を被った獅子が膝をついて獅子舞の踊りを披露している写真
笛方が笛を吹き、お面を被った獅子が足を挙げて獅子舞の踊りを披露している写真

文化財の概要

  • 読み:まみづかのししまい
  • 区分:市指定民俗文化財
  • 種別:無形民俗文化財
  • 所在地:行田市馬見塚
  • 時代:江戸
  • 形態:三匹獅子舞
  • 公開/非公開:公開
  • 指定年月日:平成21年7月30日
  • 神明社:埼玉県行田市馬見塚731
  • アクセス:秩父鉄道行田市駅より市内循環バス北西循環で「福祉の里おきな」下車徒歩5分

文化財の説明

馬見塚の獅子舞は、市内馬見塚地区に伝わる民俗芸能で、現在は馬見塚獅子舞保存会が保存・継承し、神明社の大祭の際に奉納されています。

起源については不詳ですが、獅子用の古い太鼓の胴内に文化4年(1821)の墨書があり、江戸時代の馬見塚村の村社であった神明社に250年以上前から奉納されていると言われています。

獅子は法眼(ほうがん)、雄獅子(おじし)、雌獅子(めじし)からなる三匹獅子舞で、他に面化(めんか)、笛方、道化(どうけ)、棒方などで構成されています。

神明社で棒術から始まり「岡崎(おかざき)」、4人の花をかぶった子どものまわりを舞う「花掛かり(はながかり)」を舞った後、村回りを行います。諏訪神社では面化が獅子に酒を振舞う「稲穂(いなほ)」、薬師様で「おかざき」の変形、不動様では動きが早い舞の「ぶんなぐり」、西善院では「鐘巻(かねまき)」を奉納します。「鐘巻」は安珍清姫の道成寺説話に基づくものです。「いなほ」、「ぶんなぐり」の舞は他地域には見られないものです。昭和48年には旧南河原村の無形文化財に指定されました。

現在は9月の第1土曜日に実施されています。

 

地図

神明社

紅白の提灯が掛けられてりう住宅前の広場で、獅子舞の踊りが披露されている写真
田んぼの横の広場で、赤いお面を被った男性があぐらで座っており、両脇にお面を被った獅子が膝をついて獅子舞の踊りを披露している写真
笛方が笛を吹き、お面を被った獅子が足を挙げて獅子舞の踊りを披露している写真

この記事に関するお問い合わせ先

文化財保護課
〒361-0052 埼玉県行田市本丸2-20
電話番号:048-553-3581
ファクス:048-556-0770
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