忍藩砲術師範井狩家資料

更新日:2025年01月29日

台座に乗った馬が描かれた木の板。馬の形に切り抜かれている。

井狩家文書より「炮術形状図式」(部分)

文化財の概要

  • 読み おしはんほうじゅつしはんいかりけしりょう
  • 区分 市指定有形文化財
  • 種別 歴史資料
  • 員数 158件((162点)
  • 所在地 行田市本丸17-23 行田市郷土博物館
  • 公開/非公開 展示期間中のみ公開
  • 指定年月日 令和6年5月17日

文化財の説明

寛政(かんせい)12年(1800)に松平下総家(しもうさのかみけ)の鉄砲役に就任以後、代々藩鉄砲役を務めた井狩家旧蔵の古文書、絵画、書籍等の資料、158件162点です。資料の中心となるのは、江戸時代後期~幕末の砲術関係の資料で、「炮術(ほうじゅつ)形状(けいじょう)図式(ずしき)」など砲術に関する絵図資料を含んでいることが特徴です。江戸時代の忍藩の砲術や角場(かくば)(砲術の射撃練習場)の様相を伝える貴重な資料であり、文書と絵図の両面から具体的な砲術の技術や訓練の様相が伺える稀有な資料と言えます。

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