「糖尿病性腎症重症化予防プログラム効果検証」への協力のお願い

更新日:2022年01月20日

 糖尿病は、適切な治療を行わない場合、糖尿病が重症化して透析や失明などにいたる危険があります。

 現在、全国の自治体で実施されている「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」において、保健指導や医療機関への受診勧奨などの様々な取り組みが行われていますが、その効果を正確に把握するためには、長期にわたる経過観察が必要です。今回、「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」による保健指導が、糖尿病の重症化予防にどの程度効果があるかを明らかにする目的から、「糖尿病性腎症重症化予防プログラム効果検証:糖尿病性腎症重症化予防プログラムの介入効果検証」に本市も参加することになりました。

 つきましては、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

対象者

 本市において2015年度(平成27年度)又は2017年度(平成29年度)に特定健診を受診した糖尿病患者の方

研究期間

 令和3年4月から令和5年3月

研究目的

 「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」において保健指導等を受けた方と、受けていない方の特定健診等の結果を比較して、保健指導の効果を把握します。

研究に用いる情報の種類

 特定健診の結果、医療機関が本市に請求する医療費の明細(レセプト・データ)

外部への情報の提供方法

 本研究の対象となる情報は、個人が特定できないよう匿名化した上で研究班に提供されます。

研究組織

研究代表者

女子栄養大学 特任教授 津下一代

研究事務局

女子栄養大学 特任教授 津下一代

共同研究機関

国立国際医療研究センター、北海道大学、横浜市立大学

研究情報提供について(オプトアウト)

 通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意を行い実施します。臨床研究のうち、患者様への侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用いる研究等については、国が定めた指針に基づき、対象となる患者様のお一人ずつから直接同意を得る必要はありませんが、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開し、さらに拒否の機会を保障することが必要とされています。

 このような手法を「オプトアウト」と言います。本事業はオプトアウトを用いた研究となりますので、研究への協力についてご了承いただけない場合は、令和3年5月末までに担当までお知らせください。お申し出により、研究の対象となる方その他に不利益が生じることはありません。

 ただし、研究実施上、すでに個人が特定できない状態で解析の対象となった場合など、除外できない場合がございますので、その場合はご容赦ください。

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この記事に関するお問い合わせ先

健康課
〒361-8601 埼玉県行田市本丸2番5号
電話番号:048-556-1111
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