旧荒井八郎商店の利活用に向けたサウンディング型市場調査

更新日:2025年07月31日

旧荒井八郎商店建物の全景旧

【左】旧荒井八郎商店建物(全景)【右】旧荒井八郎商店建物(洋館)

旧荒井八郎商店は、足袋商人であった荒井八郎氏が建設した店舗兼住宅であり、本市の近代の歴史を示す建物の一つであるとともに、行田の足袋産業の隆盛を知ることのできる歴史的建造物です。そうしたことから、国登録有形文化財に登録され、日本遺産の構成文化財ともなっています。

行田市では、旧荒井八郎商店について「利活用」を検討しており、今後の取組の一つとして民間事業者の皆様にご活用いただきたいと考えています。

そこで活用の可能性や条件等について、民間事業者の皆様にヒアリングをさせていただき、応募しやすい公募条件を整えるために、サウンディング型市場調査を実施します。

調査の概要

対象となる建物

旧荒井八郎商店事務所兼主屋・大広間棟・洋館・厨房及び便所 

(〒361-0032行田市佐間1-11-22)

【敷地面積】3,940.98平方メートル(駐車場含む)

旧荒井八朗商店建物1階平面図(PDFファイル:1.5MB)

旧荒井八朗商店建物2階平面図(PDFファイル:1.1MB)

旧荒井八朗商店建物立面図(PDFファイル:547.9KB)

活用方針

  • 地域の活性化と日本遺産の魅力発信に資する建物活用を前提として検討します。
  • 利活用に向けた建物整備に必要な経費は事業者負担とし、利用者の安全性を確保する耐震補強工事の実施を条件とします。ただし、耐震補強工事費用分については市から補助をします。
  • 事業者が実施する耐震補強工事については、専門家で組織する木造建築物耐震性能判定委員会等に諮ることを予定しております。

調査のスケジュール

調査のスケジュール
内容 日程
実施要領の公表 令和7年7月22日(火曜日)

参加申し込み期間

(エントリーシート提出期間)

令和7年7月22日(火曜日)~令和7年8月20日(水曜日)

現地確認・建物内部の見学ヒアリング

(対話式調査)

令和7年7月22日(火曜日)~令和7年8月20日(水曜日)
結果の公表 令和7年8月下旬頃
  • 実施状況によっては、日程等の変更を行う可能性があります。

参考

平成19年12月5日 国登録有形文化財に登録

平成29年4月28日 日本遺産構成資産に認定

実施要領・エントリーシート

この記事に関するお問い合わせ先

文化財保護課
〒361-0052 埼玉県行田市本丸2-20
電話番号:048-553-3581
ファクス:048-556-0770
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