行田市・南河原村合併20周年
祝!行田市・南河原村合併20周年
「新行田市」は、旧行田市と旧南河原村が合併し、平成18年1月1日に誕生しました。
そして令和7年度、合併より20年を迎えます。
この20年間、本市は市民の皆さんをはじめとした多くの方々に支えられ、共に歩みを進めてまいりました。
これまでの歩みを振り返るとともに、合併20周年となる節目を皆さんとお祝いしたいと存じます。

行田市・南河原村合併記念式典のようす(平成18年1月)

旧南河原村について

南河原村は、埼玉県の北東部に位置しており、北・東・南を取り囲むように旧行田市が、西を熊谷市が隣接し、合併前は埼玉県内で蕨市についで2番目に小さな自治体です。村全体が利根川の沖積平野の上にあり豊かな水系に恵まれたことから、米・麦を中心とする農業が発展し、広大な田園風景の広がる自然に囲まれた村でした。
【合併当時のデータ】
・面積・・・5.82平方キロメートル
・人口・・・4,222人
村の花・木
・村の花「コスモス」
・村の木「サザンカ」
コスモスは「真心」、サザンカは「謙譲」を表しています。
「人の和は真心を尽くし、譲り合うことから始まる」という理念のもと、人を大切にする心と心温まる交流を村づくりの原点と考え、平成元年に村の発足100周年を記念して定められました。

コスモス

さざんか
産業

南河原スリッパ
旧南河原村が誇る伝統産業の一つで、村民の農閑期の副業としてスリッパ製造が始められたことが始まりです。
スリッパの生産量は、昭和55年に3,153万足、当時の農産物販売額が約7億円に対し、スリッパは年間出荷額が79億8000万円と、国内生産の約30%を占め、日本一のスリッパ産地と呼ばれました。
その伝統工芸を後世に残すべく、南河原商工会が中心となり、平成29年(2017)に「南河原スリッパプロジェクト」を立ち上げました。時代に適応したスリッパの新たなカタチを追い求め、地場産業の復興を目指して活動しています。
伝統文化
武蔵あばれ太鼓
平成元年に南河原村が村制施行100周年を迎えたのを記念して、新しく創作された郷土芸能です。
南河原出身の武蔵武士、河原太郎・次郎兄弟の源平合戦一の谷の先陣物語を表現したもので、合併後は行田市の郷土芸能の一つとして、多方面でパフォーマンスを披露しています。
更新日:2025年04月04日