平成26年度子ども大学ぎょうだ

更新日:2022年02月28日

ぎょうだ 子ども大学のキャラクターのイラスト

子ども大学とは、小学4年生から6年生までのいろいろな学校や学年の子どもたちが、本物の大学のキャンパスで学ぶ子どもたちのための大学です。市では、ものつくり大学、NPO法人子育てネット行田、行田市民大学と連携して、子どもの知的好奇心を刺激する学びの機会を提供することを目的とした「子ども大学ぎょうだ」を開校します。

子ども大学では、物事の原理や仕組みを追求する「はてな学」、地域を知り郷土愛を育てる「ふるさと学」、自分を見つめ人生や将来について考える「生き方学」の3分野について学びます。大学教授や学芸員などのスペシャリストが講師を務め、体験学習などを取り入れた楽しく学ぶことができるプログラムが予定されています。

学習プログラム

学習プログラム一覧
日時 内容 場所
7月12日土曜日
午前8時45分~午前11時45分

【入学式】

式の前に角帽づくりをします。

【はてな学】「世界の建物を知ろう」

世界には、どんな建物があるのかな?いろいろな建物の秘密について学びます。

【はてな学】「光ディスクについて知ろう」

ディスクの中身って何があるのだろう?身近なCD、DVDから仕組みについて学びます。

ものつくり大学
7月26日土曜日
午前9時15分~正午

【生き方学】「和菓子をつくろう」

昔ながらの和菓子づくりに挑戦日!!本に古くから伝わる食文化にふれ、実際に和菓子をつくってみよう。どんなお菓子ができるのかな?

VIVAぎょうだ
8月2日土曜日
午前9時15分~午前11時45分

【ふるさと学】「大昔の人のくらし探検」

古墳時代を中心に、行田の大昔の人のくらしや”はにわ”について学びます。

郷土博物館
8月30日土曜日
午前9時15分~午前11時45分

【学園祭の準備】

子どもたちが作って遊べるコーナーをみんなで準備しよう!

産業文化会館
9月27日土曜日
午前9時15分~午前11時45分

【ふるさと学】「行田の川と自然」

行田市には、どんな川や自然があるのかな?ふるさと行田にあるたくさんの場所からふるさとのよさを学びます。

【はてな学】「次世代の楽器!電子楽器について学ぼう」

新世代にむけた楽器を学ぼう!進化した楽器にふれて、新しい音楽の世界を考えてみよう。

【修了式】

ものつくり大学
10月19日日曜日
午前9時30分~午後3時

学園祭(注意)「浮き城のまち行田こどもまつり」で学園祭を行います。

水城公園市民広場

1日目(7月12日)

角帽づくり

子どもたちが角帽づくりをしている写真

入学式を前に自分で角帽をつくりました

子育てネット行田の方々にお手伝いしてもらいながら角帽を作っている子どもたちの写真

NPO法人子育てネット行田の皆さんが角帽づくりのお手伝い

入学式

稲永忍学長が入学式のあいさつをしている写真

稲永忍学長(ものつくり大学学長)からのあいさつ

決意や目標を発表する小杉飛翔さんの写真

学生代表として小杉飛翔さんが決意や目標を発表

角帽をかぶった入学生たちの集合写真

角帽をかぶって皆で記念撮影「パシャ!」

はてな学「世界の建物を知ろう」

講師はものつくり大学の林英昭先生。世界のさまざまな建物について、スクリーンをとカードを合わせながらクイズ形式で楽しく学習しました。また、映像を見ながら建物の特徴や工夫されたところなどを詳しく勉強しました。

林英昭先生の話を真剣に聞いている様子の子どもたちの写真
先生がスクリーンとカードを合わせながら子どもたちにクイズ形式で質問している様子の写真
先生がスクリーンを使って説明をしている様子の写真
先生からの質問に積極的に手を挙げる子どもたちの写真
先生からの質問に答えている様子の写真
スクリーンに映した建物の特徴について先生の話を聞いている様子の写真
子どもたちの感想
  • 「古代から残る変わった建物があるんだね。」
  • 「日本の法隆寺は最古の木造建築なんだ。」
  • 「石でできた建物もあるなんてすごいな。」

はてな学「光ディスクについて知ろう」

講師はものつくり大学の佐久田茂先生。機械や実物を見ながらディスクから音や映像が出る仕組みを体感しました。先生からの質問に対して班で答えを考え、発表しました。

佐久田茂先生が光ディスクを見せながら子どもたちに話している様子の写真
スクリーンを見ながら光ディスクについての説明を聞いている様子の写真
光ディスクについて色々な仕組みを学んでいる様子の写真
機械や実物を見ながらディスクから出る音の仕組みを学んでいる様子の写真
機械や実物を見ながらディスクからの映像が出る仕組みを学んでいる様子の写真
先生からの質問に班ごとに答えている様子の写真
子どもたちの感想
  • 「光ディスクには小さな無数の穴が開いてることが分かったよ。」
  • 「音と機械の反応が一緒で楽しかったな。」
  • 「お店で売っているのは、たくさんコピーして作ったんだね。」

2日目(7月26日)

生き方学「和菓子をつくろう」

講師は菓子店店主の高橋隆先生。小豆があんこになるまでを昔ながらのつくり方で体験しました。手づくりのあんこで包んだおはぎのほか、きな粉やゴマをまぶしたおはぎなどを完成させました。

おはぎをあんこで包むときのコツを教わっている様子の写真
白衣を着た子どもたちが小豆からあんこができるまでの作り方を教わっている様子の写真
鍋をかき混ぜながら小豆の煮方を教わっている様子の写真
おはぎにする潰したもち米を丸く形成している様子の写真
丸く形成したもち米にごまをまぶしている様子の写真
作ったおはぎを笑顔で試食している様子の写真
子どもたちの感想
  • 「あんこからいろいろな和菓子がつくれるんだね。」
  • 「あったかいできたてのあんこはおいしいな。」
  • 「あんこが完成するまでたくさんの手間と時間が必要なんだね。」
  • 「高橋先生は、すごい技をもっているな。」

3日目(8月2日)

ふるさと学「大昔の人のくらし探検」

講師は行田市郷土博物館学芸員の浅見貴子先生。古墳時代の行田の様子や埴輪の特徴などを学習しました。博物館に展示してある埴輪や発掘状況の写真などを実際に見学しました。また、造られた当時の埴輪をイメージしながら塗り絵にも挑戦しました。

古墳時代の行田の様子や埴輪の特徴などスクリーンで学習している様子の写真
資料をみながら書き込んだり真剣に学習している様子の子どもたちの写真
博物館に展示してある発掘状況の写真などを実際に見学している写真
博物館に展示してある大きな壺や発掘状況の写真などを実際に見学している写真
行田市郷土博物館学芸員の浅見貴子先生に質問している様子の写真
造られた当時の埴輪をイメージしながら塗り絵をしている様子の写真
子どもたちの感想
  • 「行田には重要文化財になるような大昔のものが眠っていたんだね。」
  • 「実物を実際に見ると昔の人たちの気持ちが伝わってきました。」
  • 「色や形を想像して埴輪の絵を完成させるのは楽しいな。」
  • 「歴史の深い行田が好きになりました。」

4日目(8月30日)

学園祭準備

10月19日の「浮き城のまち行田こどもまつり」に合わせて開催する学園祭で、子どもたちは4つのお店を運営します。子どもたちから出たお店のアイディアは、1.かんたん、オリジナルマーク作り2.がんばれ!ぴょんぴょん動物3.にがすな!!もぐらたたき4.はらはらドキドキあきかんタワーの以上4つ。それぞれの班に分かれてものくりコーナーと遊びコーナーの準備を進め、『おもてなしの心』で接客練習も行いました。

学園祭で出すお店のアイディアを出し合っている様子の写真
子ども大学のアンケートを入れる箱を作ったり学園祭の準備をしている様子の写真
ダンボール箱に缶を詰めている様子の写真
床に座り缶に紙を巻いたようものに色えんぴつを使って装飾している様子の写真
学園祭の準備に向けて話し合っている様子の写真
色鉛筆やペンを使ってオリジナルマークを作ったり、準備をしている様子の写真
子どもたちの感想
  • 「みんなに楽しんでもらいたいな。」
  • 「準備には、思ったよりも手間がかかるな。」
  • 「接客は心をこめてみんなで協力してやろうね。」
  • 「前半と後半で別れて接客練習をしよう。」

5日目(9月27日)

ふるさと学「行田の川と自然」

講師は、川の国アドバイザーの茂木幸蔵先生。行田にある川や沼の水、砂糖をいれた水など、実際の水の汚れを試験薬を使って調べました。ふるさと行田にたくさんの生きものがいること、生きものの世界に大切な水が関係していることを学びました。

行田の川と自然について、スクリーンを見ながら茂木幸蔵先生の話を聞いている様子の写真
スクリーンで地球の表面の水の働きについて説明を受けている様子の写真
川や沼の水など実際の水の汚れを試験薬でを使って調べている様子の写真
紙コップに入れた川や沼の水、砂糖をいれた水を並べている様子の写真
水の汚れを調べた結果をまとめいる様子の写真
川や沼の水、砂糖をいれた水など水の汚れを試験薬を使って調べた様子の写真
子どもたちの感想
  • 「試験薬を使うと色の違いで水の汚れがよく分かるね。」
  • 「行田の川をきれいにしていくと生き物も増えていくね。」
  • 「生き物にとって水は大切なんだね。」

はてな学「次世代の楽器・電子楽器」

講師は、ものつくり大学の三井実先生。音がどのように伝わって耳に入ってくるかを学びました。たくさんの電子楽器に触れて進化した音がたくさんあることを体験しました。見て、聞いて、体感して新世代の楽器の世界を味わいました。

先生の質問に積極的に手を挙げる子どもたちの写真
音がどのように伝わって耳に入ってくるか先生の説明を聞いている様子の写真
スクリーンに映したギターの説明を見ながら、実際に先生がエレキギターで音を出している様子の写真
進化した音がたくさんあることを体験している様子の写真
電子楽器に触れ、楽しんでいる様子の子どもたちの写真
電子楽器に触れて、聞いて、体感している様子の写真
子どもたちの感想
  • 「自分の声の聞こえ方が違うのは理由があるんだね。」
  • 「たて波、横波いろいろな音の伝わり方を知りました。」
  • 「電子楽器って楽しいな。」
  • 「入力→出力のしくみでいろいろなことがおきているんだね」

修了式

全6回の学習プログラムと学園祭準備を終えての修了式。子ども大学学長の稲永忍ものつくり大学学長から学生一人ずつ修了証が手渡されました。やり遂げた達成感で、みんな笑顔で修了証を受け取りました。最後は、北小学校6年田島ともみさんが学生代表のことばとしてこれまでの感想や子ども大学で学んだ思い出などを述べました。

学長から修了証書を受け取っている様子の写真

一人ずつに修了証書が授与されました

稲永学長からの質問に手を挙げ答える学生たちの写真

稲永学長からの問いかけに答える学生たち

学生を代表して修了のことばを述べた田島ともみさんの写真

学生代表のことばを述べた田島ともみさん

子どもたちの感想
  • 「次の子どもまつりは、がんばろう。」
  • 「大きくなったらものつくり大学に行きたいな。」
  • 「たくさんの人が支えてくれていたことに感謝します。」

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ファクス:048-556-0770
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