令和6年度子ども大学ぎょうだ

更新日:2024年12月16日

学習のようす

今年度の「子ども大学ぎょうだ」が、7月6日から始まりました。9月7日までに5日間実施されます。市内の小学校から31名が参加し、ものつくり大学で入学式が行われました。入学式後は行田の偉人についての講義が行われ、子どもたちは熱心に話を聞いていました。

学習プログラム

1日目(7月6日、土曜日)

・時間:午前8時45分~午前11時30分

・場所:ものつくり大学A3010教室

・内容:角帽つくり、入学式、講義「行田の偉人について」

・講師:行田市民大学 今村 武蔵 先生

角帽づくり、入学式

NPO法人子育てネット行田の方々にご指導いただき、角帽を作りました

1 NPO法人子育てネット行田の方々にご指導いただき、角帽を作りました。

角帽づくりに熱心に取り組み、立派な角帽を完成させました

2 角帽づくりに熱心に取り組み、立派な角帽を完成させました。

國分学長から興味・関心をもって意欲的に取り組むようにとお言葉をいただきました

3 國分学長から興味・関心をもって意欲的に取り組むようにとお言葉をいただきました。

子ども大学学生代表の児童が、4日間の学習に積極的に取り組む決意を述べました

4 子ども大学学生代表の児童が、4日間の学習に積極的に取り組む決意を述べました。

入学式を終えて第13期生全員が集合写真を撮りました

5 入学式を終えて第14期生全員が集合写真を撮りました。

講義 「行田の偉人について」

講師:行田市民大学 今村 武蔵 先生

「行田の偉人について」講義の様子

6 今村先生から行田市内外で活躍された偉人について、丁寧な講義をいただきました。みんな集中して取り組みました。

保護者の様子

7 今年度は「親子で遊ぼう」というサブテーマもあり、多くの保護者が子どもたちと一緒に講義を受けていました。

子どもたちの感想

  • 角帽を作れたのが楽しかった。角帽をかぶったら、大学生になった気分になれました。
  • 林頼三郎さんの「人々よ!怠けるな 時間を大切にし 自己の限界に挑戦せよ 限界を感じても少しづつたゆまず進め そうすれば必ず人生は拓ける」という言葉が心に残った。ぼくもこの言葉を参考にして、日々の生活を送っていこうと思います。
  • 今日習った偉人の人達は、政治家やみんなが知っている有名な写真を撮った写真家として活躍したり、会社を立ち上げたりと、とても重要なことをしていることが分かりました。行田にもすごい人がいるということが分かってよかったです。
  • 私は今日の学習で、奥貫賢一さんがすごいなと思いました。なぜかというと、初代の行田市長をした人で、教育にも熱心に取り組み、自ら「奥貫教室」を開催した人だからです。偉人についても、何も知らなかったのでよかったです。とても満足です。ありがとうございました。

保護者の感想

  • 両親共働きにより、平日は学校(および学童)と家の往復だけで宿題づけ、習い事でほぼ1週間終わっています。将来のためにも、子どものうちに色々な経験、体験をさせてあげたくてこの子ども大学に非常に魅力を感じ子どもにすすめたところ、子どもも興味を持ったので参加させました。色々な学校、学年の子どもたちの中で、たくさんのことを学び、楽しんでもらえたらと思います。

2日目(7月20日、土曜日)

・時間:午前9時15分~11時30分

・場所:ものつくり大学建設棟B1040講義室

・内容:講義「モルタル人形を作ってみよう」

・講師:ものつくり大学 荒巻 卓見 先生

講義の様子

1 モルタルとコンクリートの違いや日常生活での利用例、特徴などの講義を受けました。

モルタル人形作り1

2 モルタル人形づくり1
セメントと砂と水をまぜ、モルタルを作る。

モルタル人形づくり2

3 モルタル人形づくり2

モルタルを人形の型に流し込む。

モルタル人形づくり3

4 モルタル人形づくり3
20~30分後に型を外すと人形に!

モルタル人形づくり4

5 モルタル人形づくり4
絵の具で色を塗り、楽しみました。

モルタル人形づくり5

6 モルタル人形づくり5
オリジナルのモルタル人形が完成です。

子どもたちの感想

  • 実際にモルタル人形を作るのは、思ったより簡単で、自分でもカメの人形を作ることができた。人形の
    色塗りは、いろいろな色を使ってかわいくつくることができ、とても楽しかった。
  • 生コンの特徴や性質などをクイズで知ることができ、とても楽しかった。モルタルやコンクリートのことを知ることができた。
  • コンクリートはいろんな形に自由にできるし、強度も高いし、安いからとても役に立つものじゃないかと思いました。
  • このような機会があれば、また参加したい。家でも作ってみたい。

3日目(8月3日、土曜日)

・時間:午前9時15分~11時30分

・場所:ものつくり大学A3010教室

・内容:講義「きみもマジシャン!」~マジックショー&マジック体験~

・講師:行田マジック愛好会(松本 馨 先生 他6名)

マジック1

行田マジック愛好会を講師に迎え、いろいろなマジックを教えてもらいました。写真はトランプマジック。

マジック2

5~6人の各班に1人ずつ先生方が配置され、丁寧に教えてもらいました。写真はロープマジック。

マジック3

写真はロープとハンカチのマジック。多くの学生が、マジックを楽しみ、家族や友人にマジックを披露したいと、アンケートに書いていました。

マジック4

実際にマジックをすることによって、興味・関心を高めた学生が多く、アンケートの満足度は、大変満足26人、満足2人でした。

子どもたちの感想

  • マジックを教えてもらって、とても楽しかったです。(19人)
  • トランプやひも、ハンカチを使ってやるマジックを家族や友達に見せて驚かせたいです。(10人)
  • マジック愛好会の皆さんのおかげで、マジックにもっと興味を持てました。(6人)
  • マジックの奥深さに驚きました。知らないマジックがたくさんあった。(4人)
  • マジックは難しいけど、分かれば面白いし、すっきりする。(2人)
  • 行田市マジック愛好会の人達がマジックをしていて一番驚いたのは、新聞紙に水を入れて、その水が赤くなったマジックです。よくよく見ても、全然タネがわかりませんでした。
  • マジックをやってみたいと思っていたので夢がかないました。

4日目(8月24日、土曜日)

・時間:午前9時30分~11時30分

・場所:行田市はにわの館

・内容:講義「自分だけの はにわ を作ろう」

・講師:はにわの館職員

最初の説明

はじめに、職員の方から「はにわ作り」の方法とポイントの説明を受けました。

粘土をこねているところ

1キロの粘土を使って「自分だけのはにわ」を作り始めました。まずは粘土をこねます。

土台作り

土台作りは、粘土のひもをドーナツ形にして重ね、なめらかに整形していきます。

飾り付け

腕や鼻、かざりをつけたり、穴をあけたりして、夢中になって作業を進めました。

各テーブルを回ってアドバイス

3人の職員さんが机上をまわってくれ、丁寧なアドバイスをいただいたりしました。

みんなの作品

思い思いの「はにわ」が完成しました。引き渡しは11月になります。楽しみですね。

子どもたちの感想

  • 難しかったけど、楽しかった。またやってみたい。(13人)
  • はにわをうまく作れてうれしかった。(6人)
  • はにわの作り方を知ることができた。(4人)
  • はにわを作るのは、思い通りにいかなく難しかった。(5人)
  • はにわを知り作ってみたことで、これを古墳時代にたくさん作るのは、さぞかし大変だろうと思った。
  • 自分のはにわを作れたので、取りに行くのが楽しみです。

5日目(9月7日、土曜日)

・時間:午前9時15分~11時30分

・場所:ものつくり大学A3010教室

・内容:講義「人工筋肉を用いた未来のロボットを体験してみよう」

・講師:ものつくり大学 松本 宏行 先生

人工筋肉について

人工筋肉について、分かりやすく説明を受けました。

前の机に集まって説明を聞く子どもたち

松本先生からの具体物の説明に、学生たちは興味津々。身近な物にも人工筋肉が使われていることを知りました。

前の机に集まって説明を聞く子どもたち2

学生全員が間近で説明を受けました。家庭でも「人工筋肉」の話題が花開いたことでしょう。

空気を送って物を動かす仕組み

注射器で空気を送ることで物を動かす原理を確かめ合いました。

修了証書授与

5日間のプログラムを修了し、子ども大学生一人一人に國分学長から修了証書が手渡されました。みんなよく頑張りました!

感謝のことば

子ども大学学生代表の児童が、5日間の学習でお世話になった方々へ感謝の気持ちを述べてくれました。

子どもたちの感想

  • 人工筋肉を使ったロボットがどのように作られているのかを知って、研究所の人はいろいろ工夫しているんだなと思いました。また、実際に体験してみて、人の筋肉がこういう形をしているんだなと思いました。
  • 身近な材料で作れるロボットや指の代わりになるロボットなど、とても面白かったです。また、ロボットに興味が深まり、ロボットに関する仕事をしてみたいと思いました。
  • 熱で溶かして袋をくっつけたりしていて、伸び縮みなどがとてもおもしろかったです。
  • 空気を使って人工筋肉が動くことにびっくりした。
  • いろんな所に人工筋肉が使われていることがすごいと思いました。

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