地震への備えはできていますか
令和4年3月11日で、東日本大震災から11年が経過します。
東日本大震災は、平成23年(2011年)3月11日14時46分ごろに発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)による災害です。
各地で大きな揺れや、大津波・火災等により東北地方を中心とした12都道県で2万2000人余の死者(震災関連死を含む)・行方不明者が発生しました。
行田市でも震度5強の揺れを観測し、住宅の塀が倒壊するなどの被害が発生しています。
事前にある程度の予想ができる風水害と異なり、地震はいつ発生するか分かりません。
いざという時に備え、備蓄品の用意や家具の転倒防止など、できるところから対策を行いましょう。

大きな地震が発生したとき
屋内にいた場合
- 落下物から身を守る
- ガスや暖房器具など、火を消す
- ガラスなどから離れる
- 壁や太い柱に身を寄せる
屋外にいた場合
- 落下物から身を守る
- ブロック塀などから離れる
- 切れた電線や割れたガラスなどには近づかない
- 車を運転中の場合は、道路脇に車を寄せ、避難する際は鍵をつけたままにする(緊急車両等の通行の妨げになるため)
- 海や川など、水辺から離れる
地震に対しての備え
準備しておくもの
備蓄品や非常持出品は、地震・風水害など災害の種類を問わず利用できるものが多くあります。
ご自身やご家族の状況に応じた備蓄品や非常持出品を用意しましょう。
大切なこと
水や食料は多めに準備しましょう
- 水は一人最低でも1日3リットル必要です。食料と合わせて最低3日分(できれば1週間分)用意しましょう。
- 小さいお子さん、高齢者、アレルギーをお持ちの方がいる場合には、粉ミルクや食べやすい保存食、アレルゲンフリーの保存食なども必要です。
- 初めから「保存食」として購入するだけでなく、比較的賞味期限の長い缶詰などを購入し、普段の生活で使用しながら、消費したものを補充する「ローリングストック」と呼ばれる方法が非常に有効です。
感染症予防に気を配りましょう
- 避難場所は普段の環境と異なります。体力の低下やストレスで感染症などが蔓延する可能性がありますので、マスク、消毒液などを用意しましょう。
- 避難場所で体調を崩さないために、着替えや防寒用具など、適切な備蓄を行ってください。
更新日:2022年03月01日