個別避難計画について

更新日:2025年10月29日

個別避難計画とは

個別避難計画とは、災害時に自ら避難することが困難な高齢者や障がい者などの避難行動要支援者が速やかに避難できるように事前に取り決めておく計画です。避難行動要支援者一人ひとりが作成するものです。
この個別避難計画は、避難支援者を決めておくこと、避難行動要支援者の自宅からの避難場所を確認することなど、避難誘導等を迅速かつ安全に実施することを主な目的としています。

個別避難計画の作成に同意いただける場合は、ご家族などと話し合って計画の作成を進めてください。

背景

近年の災害において高齢者や障がい者が犠牲となっており、災害における全体の死者のうち65歳以上の高齢者の割合は、令和元年台風19号では約65%、令和2年7月豪雨では79%でした。

これらの災害を踏まえ、令和3年5月の災害対策基本法の改正において、高齢者や障がい者等の避難行動要支援者ごとに個別避難計画の作成が市町村の努力義務となりました。

対象者

避難行動要支援者名簿に掲載されている方で、平常時から避難支援等関係者に避難支援に必要な情報を提供することに同意している方

主な対象者は次のとおりです。

1.身体障害者手帳1級・2級の方

2.療育手帳A以上の方

3.介護保険の要介護度3以上の方

4.一人暮らしの高齢者又は高齢者のみの世帯で、自力で避難することが困難な方

5.上記4点に掲げる方に準ずる状態にある方

(施設入所者や長期入院中の方は対象になりません。)

作成方法

「個別避難計画 作成の手引き」を確認しながら、「行田市個別避難計画書」に必要事項を記入してください。

提出先

・地域共生社会推進課(本庁舎1階6番窓口)に提出してください。

    郵送による提出も受け付けています。

    〒361-8601

    行田市本丸2番5号

    地域共生社会推進課 地域福祉担当 宛

・提出前にコピーを取って、ご自身でも計画書をお持ちください。

この記事に関するお問い合わせ先

地域共生社会推進課
〒361-8601 埼玉県行田市本丸2番5号
電話番号:048-556-1111
ファクス:048-564-1315メールフォームによるお問い合わせ