リチウムイオン電池等は火災の原因となりますので、必ず「有害ごみ」として廃棄してください

更新日:2024年10月08日

ごみ処理施設や収集車両での発火・爆発事故が急増しています

近年、全国的にごみ処理施設や収集車両でリチウムイオン電池等の小型充電式電池混入による発火・爆発事故が多発しています。ごみを出す前に電池が入っていないか再度確認をお願いします。

発火1

イラスト出典:(公財)日本容器包装リサイクル協会

小型充電式電池とは

さまざまな電池のうち、ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池など、充電して繰り返し使える電池を小型充電式電池といいます。それぞれの電池には、電池の種別とリサイクルを表すマークが付いています。ただし、リサイクルマークの表示がなく、電池の種類を示す英文字のみ表示されている場合もあります。

リサイクルマークバッテリー

 

小型充電式電池が使用されている主な製品

モバイルバッテリー・電気シェーバー・電子タバコ・電動歯ブラシ・ノートパソコン・携帯ゲーム機・携帯電話・スマートフォン・ハンディ扇風機・デジタルカメラ ・ビデオカメラ ・ポータブルDVDプレーヤー・掃除機・電動アシスト自転車 など

モバイルバッテリー電気シェーバー電子タバコ電子歯ブラシ

発火・爆発事故の原因

リチウムイオン電池は、破損・変形するとショートし、高温に発熱したり発火したりする危険性が高くなります。リチウムイオン電池等を使用した製品が、燃やせないごみ(不燃ごみ)で出された場合、収集車内やごみ処理施設等で発熱・発火し、周辺の可燃性ごみに引火することで発火発煙事故や火災を引き起こすことがあります。

処分方法

充電池を取り外すことのできる製品

端子が出ている電池は絶縁体(ビニールテープ)を貼ってから出してください。

電池1

1.取り外したニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池などは販売店のリサイクルボックスをご利用ください。協力企業は以下のサイトをご覧ください。

http://www.jbrc.com/general/recycle_kensaku/

2.電池は必ずビニール袋に入れて「有害ごみ」として出してください。

 

充電池を取り外すことのできない製品

電池を取り外すことのできないモバイルバッテリーやゲーム機などビニール袋に入るものは、本体ごとビニール袋に入れて「有害ごみ」として出してください。

アイコスPSP

電池を取り外すことのできない掃除機等、ビニール袋に入らない大きなものはそのまま「粗大ごみ」として出してください。

掃除機

電池が膨らんでいる場合

電池が膨らんでいる場合でも、絶縁体(ビニールテープ)を貼ってからビニール袋に入れて「有害ごみ」として出してください。販売店のリサイクルボックスには出せません。

環境省ウェブサイト「リチウムイオン電池関係」(外部サイト)もご覧ください

https://www.env.go.jp/recycle/waste/lithium_1/index.html

リチウムイオン電池の正しい捨て方の動画もありますので、ぜひご覧ください。

 

この記事に関するお問い合わせ先

環境課
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