災害時に備えてペットのために日頃から準備しておきたいこと

更新日:2022年01月20日

大規模な地震や風水害が発生した場合、避難所ではペットは人と離れた別のスペースで生活することになります。また、飼い主が個々に用意するケージ内で、過ごすことになり、世話は飼い主自身で行っていただきます。
このような制約がある避難所での状況を考え、平常時から十分な備えや必要な対策をしておきましょう。

(注意)盲導犬や聴導犬については、避難者と同じスペースでの生活が可能です。

(1)食料、水、道具の用意

食料や薬などペットの命を守るために必要なものから、ケア用品、ペットの身元が分かるものなど、被災生活に必要なものは多岐にわたります。以下の例を参考にして、被災時にサッと持ち出せるよう、ひとまとめに保管して準備しておきましょう。

ペットの命を守るもの

  • ペットフード
  • 常備薬

ペットの身元が分かるもの

  • 鑑札
  • ペットの写真や画像(万が一はぐれてしまった場合、チラシ等を作成することができます)

その他

  • ケージ
  • トイレ用品(ペットシーツ、猫砂など)
  • 予備の首輪・リード
  • 使い慣れた食器

(2)ケージの用意

避難所にケージはありません。そのため、ケージを用意していただく必要があります。また、普段からケージに慣れていない動物はストレスが溜まってしまうため、普段からケージに慣れさせておくことが必要です。

(3)基本的なしつけ

安全かつ速やかに避難できるように、また、避難所において周囲に迷惑をかけないように、普段からしつけを行い、ペットをきちんとコントロールできるようにしましょう。いざというときにペットのストレスを減らすことにつながります。

(4)預け先の確保や多頭飼育の場合の準備

親戚や友人など、いざというときに動物を預かってくれる先を探しておきましょう。多頭飼育の場合で飼い主だけでは全頭を連れて避難できないと想定される場合には、あらかじめ周囲の人や友人などに協力をお願いしておくようにしましょう。

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