いつ受ける?がん検診~子宮がん編~

更新日:2024年03月01日

行田市民の方で、対象のご年齢に達している方であれば、健康保険の種類を問わず受けられ、費用の75%~95%を市が負担しているため、比較的安価に各種がん検診を受診いただけます。

このページでは、20歳以上の女性が800円または1,000円で検査を受けられる「子宮がん」についてお知らせします。

いつ受ける?(空き状況や予約方法について)

【個別子宮がん検診】

令和6年度の検診期間は「令和6年6月1日(土曜日)~令和7年2月28日(金曜日)」です。

子宮がん検診実施医療機関
医療機関名 住所 電話番号
行田中央総合病院健康管理センター 富士見町2-17-17

553-2426

※希望日に予約出来ない可能性もあります。予めご了承ください。

なお、以下のパンフレットに、がん検診全体の情報が掲載されています。こちらも参考にご覧ください。

2024年度 保健事業のお知らせ(おとな)(PDFファイル:422.7KB)

※同一年度内1回限りの受診となります。ご注意ください。

予約方法は?

  1. 健康課の予約専用ダイヤル(電話番号:048-553-0053)または窓口(市役所1階4番窓口)でお申し込みしてください。確認後、受診券(ハガキ)を郵送いたします。(おおむね2週間程度)
  2. 受診券が届きましたら、上記の「子宮がん検診実施医療機関」にご予約を取って受診してください。

検診費用は?

1.内診頸部細胞診 ・・・ 800円

2.内診頸部細胞診及び体部細胞診(医師が必要と認めた場合)・・・1,000円

 

以下の方は検診費用が免除になります。

・70歳以上の方(昭和30年4月1日以前に生まれた方)

・生活保護受給中の方、及び特定中国残留邦人等で支援給付を受けている方

・市民税非課税の方(事前申請が必要です。)

子宮がんには2種類ある

子宮がんは、子宮の出口付近にできる子宮頸(けい)がんと、胎児が入る子宮体部にできる子宮体(たい)がんの2種類に大別され、これら子宮にできる悪性腫瘍を総称して「子宮がん」といいます。子宮頸がんは初期症状がほとんどありませんが、子宮体がんは不正出血(月経でない期間の出血等)やおりもの異常(血や膿が混ざる)等、比較的初期症状がみられるがんといわれています。

子宮がんになりやすい人は?

同じ子宮がんでも、その発生原因は大きく異なります。

まず、子宮頚がんについては、ほとんどの場合HPVというウイルスの感染が関係しています。性交渉が原因で起こるウイルス感染ですが、感染自体はありふれたもので発がんに至るのは1%未満といわれています。また、近年では20~30代の若年層の罹患率が高くなっています。

次に、子宮体がんについては、月経不順、肥満、出産経験のない方の罹患率が高いといわれています。年齢別にみた罹患率では、40代後半から増加して50~60代にピークを迎えます。

子宮がんは治る?

子宮頸がんも子宮体がんも、早期で発見された方の5年生存率は90%以上といわれています。前述のように初期症状のないケースもあるため、若いうちから定期的に子宮がん検診を受けることが推奨されます。

子宮がん検診を受けましょう!

以上のことから、子宮がん検診を受診することはとても重要です。

「2人に1人」…これは、私たちが生涯で何らかのがんになる確率です。

替えの効かない、たった一つしかない、あなたの身体の健康のため、子宮がん検診をはじめとした各種検診を受けましょう。

《子宮頸がん予防の観点から》HPVワクチンについて

HPVワクチンは、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぐと言われています。

小学校6年生~高校1年生相当の女子(接種当日に行田市に住民登録のある方)は、定期予防接種として無料で接種できます。

詳しくは下記ホームページをご覧ください。

・HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)について

この記事に関するお問い合わせ先

健康課
〒361-8601 埼玉県行田市本丸2番5号
電話番号:048-556-1111
ファクス:048-554-0199
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