クロスコネクションの禁止

更新日:2022年01月20日

クロスコネクションとは?

クロスコネクションとは「給水管」と「工業用水道、井戸水、農業用水道など上水道以外の水管」が誤接合されている状態のことをいいます。バルブを設置し、必要に応じて水道水と井戸水を切り替えて使用している場合もクロスコネクションにあたります。

なぜ禁止されているの?

給水管と井戸水などの水道以外の管が接合されていると、バルブの故障や操作不良、閉め忘れ等により井戸水などが水道本管に逆流することがあります。この逆流した水が汚染されていた場合、飲用に適さない危険な水を飲んでしまうばかりでなく、最悪の場合、伝染病などを広範囲に広げてしまうことになります。

水道水の汚染を防止し安全性を確保する公衆衛生上の観点から、このようなことは絶対に避けなければならないものであるため、クロスコネクションは水道法により固く禁止されています。

クロスコネクションになっている場合は?

行田市指定給水装置工事事業者に連絡し、速やかに給水管から上水道以外の管を切り離してください(費用は使用者負担)。そのまま放置しておくと、井戸水などが水道本管に逆流するばかりでなく、反対に大量の水道水が井戸などに流れ込み、後日高額な水道料金をお支払いいただくことになる場合もあります。

クロスコネクションがすぐに解消できない場合は、水道法第16条および同施行令第5条により管を切り離したことが確認できるまでの間、給水を停止することになります。安心、安全な水道水を確保するためにひとりひとりがルールを守って水道を使用しましょう。

クロスコネクションの防止

自家用水道や地域の共同水道など、上水道以外の水を使用しているご家庭は、各蛇口から出る水は水道水かそれ以外の水なのかを把握していただき、修繕や増改築の際に誤って接続されてしまうことのないよう管理し、クロスコネクションの防止にご協力ください。

この記事に関するお問い合わせ先

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