放射線量低減の方法を紹介します

更新日:2022年01月20日

雨どいの排出口や吹きだまりなどは放射性物質が蓄積されやすくなっており、周辺より比較的高い場所がこれまでに数カ所報告されています。

こうした場所はいずれも局所的なもので、離れた地点では影響ありませんが、清掃などを行うことにより低減することができます。

ここでは比較的高い放射線が測定された場合の対応策を紹介します。

周辺よりも高い放射線量となりやすい場所

降雨により洗い流された放射性物質が集中して集まる場所です。

(例)雨どいの排出口、集水ます、吹き溜まりなど(写真のような場所)

屋外の雨どいの排出口の写真
壁際に植え込みがある吹き溜まりの写真

放射線量測定器での測定

放射線量への対応は、市民の皆さんの理解と協力が必要です。

市では、身近な生活環境を知っていただくため放射線量測定器の貸出を行っていますので、ぜひご利用ください。

放射線量を低減させる作業の手順

必要なもの

服装

  • なるべく肌を出さない服装
  • マスク、手袋を着用すると安心です。

道具

  • スコップ、ブラシなどの清掃用具
  • 土のう袋など 

低減作業

小さいお子さんとの作業はやめましょう。

表土面の処理

作業着を着てマスクを着用している2人の職員が雨どいの排出口付近の表土をスコップで削り取っている写真

 表土を削り取ります。

 放射線は地表にたまる性質があるため、5センチメートル程度削り取れば効果があります。

 削り取った部分はきれいな土砂で覆ってください。

コンクリートなどの処理

ホースで水を流している職員とデッキブラシでコンクリートをこすっている職員の写真

 水をかけながら台所用洗剤などによりブラシで洗い流します。

削り取った土の処理

植え込みの傍に穴を掘り、除去した土を埋めている職員の写真

 除去した土を土のう袋などに入れ、普段、人が立ち入らない庭の隅などに穴を掘って埋めてください。

 埋めた場所をきれいな土砂で覆うとより安心です。

 (注意)作業により除去した土砂などは、市で引き取ることはできません。国や県の指針に基づき自分の敷地内で処理をお願いします。

作業終了後は

 必ず手洗いうがいをしてください。

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理課
〒361-8601 埼玉県行田市本丸2番5号
電話番号:048-556-1111
ファクス:048-556-2117
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