災害時の熱中症予防について
避難生活、片付け作業時の注意点
熱中症は、死に至る可能性のある重篤な病気ですが、適切な予防や対処を行えば、防ぐことができます。災害時には、慣れない環境や作業で熱中症のリスクは高くなりますので、お互いに声をかけながら、十分に注意しましょう。
災害時の熱中症予防について(リーフレット) (PDFファイル: 1.1MB)
熱中症を予防するには
暑さを避けましょう
涼しい服装、日傘や帽子、また、在宅避難等の場合はクーラーの積極的な活用を。停電が長引く可能性がある場合、特に高齢者、子ども、障がい者の方々は、冷房施設が稼働している避難所への避難も検討しましょう。
のどが渇いていなくてもこまめに水分をとりましょう
暑さに関する情報を確認しましょう
身の回りの気温、湿度、暑さ指数(WBGT)※<外部リンク>の確認を。
「熱中症警戒アラート」<外部リンク>も活用を。
※「暑さ指数(WBGT)」気温、湿度、輻射(ふくしゃ)熱からなる熱中症の危険性を示す指標。
避難生活における注意点
- 被災や避難生活に伴う疲労、体調不良、栄養不足等により熱中症のリスクが高くなる可能性があります。避難生活では普段以上に体調管理を心掛けましょう。
- 高齢者、子ども、障がい者の方々は特に注意しましょう。
やむを得ず車中泊をする場合、車両は日陰や風通しの良い場所に駐車しましょう。車用の断熱シート等も活用しましょう。また、乳幼児等を車の中で一人にさせないようにしましょう。夜間寝るときはエンジン等をつけたままにすることは避けましょう。
片付け等の作業時の注意点
- 作業開始前には必ず体調を確認し、体調が悪い場合は作業を行わないようにしましょう。
- できるだけ2人以上で作業を行い、作業中はお互いの体調を確認するようにしましょう。
- 休憩、水分補給は、一定時間ごとにとるようにしましょう。また、休憩時には、日陰等の涼しい場所を確保しましょう。
- 暑い時間帯の作業は避けましょう。
- 汗をかいた時は塩分の補給も。
更新日:2022年05月01日