自助の取り組みとして、非常用トイレを備蓄しましょう

更新日:2024年02月14日

非常用トイレの重要性について

令和6年1月1日に発生した能登半島地震では、広い地域で断水が発生しています。

大きな災害が発生した際には、食料や水のほかに非常用トイレが非常に重要な物資となります。

備蓄品・非常持出品として、非常用トイレを備蓄することが重要です。

なぜ非常用トイレが必要になるのか

トイレは、上水・下水のいずれが使用できない場合も使用できなくなる、非常に災害に弱い設備です。

トイレが使えなくなると、食事や水分補給を控える傾向から、エコノミークラス症候群をはじめ様々な病気にかかりやすくなります。

非常用トイレを備蓄することで、このような状況を防ぐことができます。

必要な数

1人あたり1日5個必要になると言われています。

家庭の状況に合わせて備蓄を行いましょう。

使い方

非常用トイレは、洋式便器にかぶせるように作られていますが、そのまま非常用トイレを設置すると、袋の下部が水に浸かり、処理する際にトイレが汚れてしまいます。

非常用トイレを使用する場合は、まず便座にゴミ袋などの大きなビニール袋をかぶせてから、非常用トイレを着けるとトイレが汚れません。