イネカメムシ対策として収穫後は速やかに耕うんしましょう

更新日:2024年10月21日

翌年のイネカメムシ対策のため収穫後は速やかに耕うんしましょう

今年、県内では、稲の穂を加害するカメムシ類のうち「イネカメムシ」の発生が記録的に多く確認され、本虫の加害により不稔や斑点米が生じ、コメの収量・品質に大きく影響する事例が発生しています。

来年の発生源となるカメムシの生息場所を減らすため、稲刈り後は、なるべく早く耕うんして刈株を埋没して枯らしましょう。

イネカメムシを防除しましょう

イネカメムシの発生が、今年度はすでに埼玉県内の一部地域で発生が確認されています。

不稔及び斑点米を防ぐためには、出穂期から穂揃期とその7~10日後の薬剤散布が有効です。

防除啓発チラシ「イネカメムシを防除しましょう(令和6年7月3日版)」を参考に、防除に取組んでいただくようお願いします。

令和6年度病害虫(斑点米カメムシ類)発生予察注意報が発令されています。

埼玉県東部および東北部の早期栽培「あきたこまち」で、出穂後のイネカメムシの集中的な加害が各地で発生し、埼玉県へ報告されているほか、未出穂田のタイヌビエ、畦畔のセイバンモロコシ等のイネ科雑草及び幼穂形成期のコシヒカリへのイネカメムシの大量寄生が確認されています。

イネの斑点米の発生が懸念されますので、出穂期から乳熟期にかけての防除と定期的な除草をお願いします。

なお、注意報の詳細は以下のとおりです。

イネカメムシの防除の徹底について

イネの穂を加害するカメムシ類のうち、近年、主に県東部や北東部で「イネカメムシ」 の発生が多くなっています。県内での発生地域も拡大傾向にあります。

本虫の加害により不稔や斑点米が生じ、多発した場合には収量・品質に大きく影響します。

初発を見逃さないよう、朝を中心に注意深く水田を観察し、出穂時期から穂揃い期に薬剤散布をするなど、対策を講じるようお願いします。

埼玉県病害虫防除所

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農政課
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