田んぼアート平成24年度の取組

更新日:2022年01月20日

 水田をキャンバスとして、色彩の異なる複数の稲を植え付け、文字や図柄等を表現する取組です。

 行田の水田に巨大なアートが出現します。

 平成24年度は約2.8ヘクタール(28,000平米)の面積に田んぼアートが描かれています。

絵柄の刈り取りを行いました

 11月26日(月曜日)~28日(水曜日)にかけて、「田んぼアート」の絵柄部分の刈り取りを行いました。

 これにより平成24年度の田んぼアート事業は終了となります。ご協力いただいた多くの皆様、及びご覧いただいたたくさんの皆様、ありがとうございました。

 来年度も皆様にご覧いただけるよう、より一層見ごたえのある作品に取り組んでまいりますので、是非楽しみにしてください。

 なお、来年度の絵柄や田植え等の参加者募集といった情報も本ページに掲載します。チェックしてみてください。

「田んぼアート」をご覧になるには… 平成24年度の田んぼアートは終了しました

 田んぼアートは、古代蓮(行田蓮)や42種類の花蓮が咲き誇る「古代蓮の里」の東側の田んぼで実施しています。

 「古代蓮の里」内の「古代蓮会館」には、高さ50メートルを誇る展望タワーが併設しており、田んぼアートをご覧いただくなら展望タワーに昇っていただくことをオススメします!

 なお、古代蓮会館に入館する際は入館料(大人(高校生以上)400円、小人(小・中学生)200円))が必要となります。 詳しい内容やお問合せは、下記へお願い致します。

 【古代蓮会館】(注意)月曜日は休館です(祝日の場合は翌平日)

 住所:埼玉県行田市大字小針2375-1

 電話番号:048-559-0770

平成24年度田んぼアートの図柄が決まりました(“世界一”へ挑戦)

 平成24年度の田んぼアート米づくり体験事業で取組む図柄が決まりました。

平成24年度田んぼアート図柄

 一昨年、昨年に引き続き、行田市を舞台にした小説「のぼうの城」のブックカバーに描かれた「成田長親(のぼう様)」と「石田三成」を対峙するように配置し、それぞれ陣を張った「忍城」と「丸墓山(まるはかやま)」を加えました。

 24年度は、2.8ヘクタールの面積にこの図柄を描き、世界一の証となる「ギネスワールドレコーズ認定」を目指しましたが、ギネス側と交渉を重ねた結果、24年度は申請を断念することとなりました。

 なお、25年度も世界一の認定を目指し取り組んでいく予定です。ご期待ください。 

   (注意)いかなる媒体についても図柄の無断使用は禁止とさせていただきます。

平成24年度田んぼアート米づくり体験事業について

田んぼアートの最新状況

 ここでは、古代蓮タワーに昇り、撮ってきた田んぼアートの最新状況写真をご紹介します。

 現在は絵柄部分の刈り取りを終え、田んぼアートをご覧いただくことはできません。

薄っすらと図柄が分かる様子の田んぼアートの写真

6月27日の様子

なんとなくですが、図柄が分かります

少しずつ図柄がはっきりしてきている田んぼアートの写真

7月5日の様子

だいぶ図柄が分かるようになりましたが、稲の生育はまだまだです

稲が育ち、緑色や濃い色が出て図柄がはっきりしてきた田んぼアートの写真

7月11日の様子

稲が生育し、色が鮮やかになってきました

青い空の下に緑色の稲が映え、図柄もはっきり見えるようになった田んぼアートの写真

7月17日の様子

青々とした稲とアート、青空がとても合います

晴天の下に行田の文字もはっきり見える田んぼアートの写真

8月2日の様子

田んぼアートをご覧になる方、増えています

稲もきれいな緑色に伸び、見頃を迎えた田んぼアートの写真

8月8日の様子

見頃を迎えました!

古代蓮の里展望タワーから見た田んぼアートの写真

8月15日の様子

古代蓮の里展望タワーからご覧ください

暑い中、どんどん育つ田んぼアートの写真

8月24日の様子

暑い日は続きますが、皆さまのお越しをお待ちしています

少しずつ稲穂が実り、黄色みを帯びてきた田んぼアート写真

8月30日の様子

稲穂が出てきて、若干黄色くなってきました

秋空の白い雲の影がかかった田んぼアートの写真

9月12日の様子

残暑厳しいですが、田んぼアートは秋の"よそおい"です

秋晴れの空の下にますます図柄が映える田んぼアートの写真

9月26日の様子

秋晴れの中、田んぼアートがますます映えます

黄金色を帯びてきた田んぼアートの写真

10月1日の様子

黄金色の田んぼアート、10月21日(日曜日)が稲刈りです

稲穂がたくさん実った、稲刈り前の田んぼアートの写真

10月11日の様子

稲刈り前、最後の更新です

図柄の周りの稲が刈られた田んぼアートの写真

10月25日の様子

稲刈り後、最初の更新です

稲がすっかり黄金色になり、行田の文字も薄っすらとしてきた田んぼアートの写真

11月7日の様子

11月25日(日曜日)までご覧いただけます

稲刈り後の田んぼアートの写真

12月6日の様子

稲刈り後の様子です

お米をお渡しする前に…

刈り取り作業

 稲刈り体験を10月21日(日曜日)に実施しましたが、文字や絵柄の周辺に刈り残しがありました。

 そこで、10月26日(金曜日)に農政課職員で刈り残し部分の刈り取り作業を行いました。

 展望タワーからご覧になるとほんの少しの部分ですが、実際に作業をしてみると一苦労。

 刈り取る前と刈り取った後の違い、分かりますか?

刈り残しの稲刈りをしている様子の写真

見ごたえのある田んぼアートにするため刈り取り作業延長戦です

図柄がきれいに残るようにバランスを見ながら稲刈りをしている様子の写真

バランスを考え刈りすぎないよう慎重に作業します

稲の刈残しがある状態の田んぼアートの写真

刈り取り作業前

図柄の周りの稲刈り後の田んぼアートの写真

刈り取り作業後

脱穀作業

 刈り取った稲が皆さんの食卓に並ぶまでには多くの工程を経る必要があります。

 その工程の一つ、「脱穀作業」をご紹介します。

 機械化が進む現代農業では刈り取り、脱穀作業はコンバインという機械でまとめて行うことが普通です。

 しかし、コンバインの導入前や機械が入ることのできない田んぼでは刈り取り、脱穀を分けて行っています。

 田んぼアート事業でもコンバインを用いて作業することが多いのですが、今回は別途行った脱穀作業の様子をご紹介します。

刈り取った稲を機械を使い作業している様子の写真

細かな作業も今は機械で行います

(左から脱穀機、トウミ、のげとり機)

脱穀機で稲の籾(実)をとっている様子の写真

脱穀機で稲の籾(実)をとります

脱穀機に入れた稲の籾(実)がしっかり取れている様子の写真

しっかりと籾(実)がとれています

稲刈り体験事業

稲刈り体験を実施しました

 10月21日(日曜日)、晴天の中、多くの方にご参加いただき、田んぼアート稲刈り体験を実施しました。

 前々日(金曜日)に雨が降ったことで作業環境の悪化が心配されましたが、多少のぬかるみは気にしない元気な参加者の皆さんのおかげで稲刈り体験を実施することができました。

 一般参加者、田植えボランティア参加者の総勢399名と田んぼアート協議会委員の手によって素晴らしい立体的なアートが出来上がりました。

 ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

 なお、立体的なアートは11月25日(日曜日)までご覧いただけます。よそおい新たな田んぼアートをぜひご覧ください。

晴天の下に集まる田んぼアートの稲刈りに参加した方々の集合写真

稲刈り体験について(終了しました)

 24年度の稲刈り体験は、10月21日(日曜日)に行います。

 稲刈り体験は田植え体験に申し込まれた方へご案内しており、稲刈り体験のみの参加者募集は行っておりません

 なお、稲刈り体験を見学いただくことは可能です。ぜひ会場(古代蓮の里)へお越しください。

日時

 平成24年10月21日(日曜日)

 受付:午前9時30分~

 稲刈り開始:午前11時~

場所

 古代蓮会館前広場及び東側田んぼ(埼玉県行田市大字小針2375-1)

稲刈りまでの歩み

杭抜き及びヒモ回収作業(7月27日 (金曜日)、8月2日 (木曜日))

 絵柄・文字を縁取っていた「杭」とヒモは稲刈りの際に作業の妨げとなるため、事前に取り除く必要があります。

 土用干し(どようぼし…田の水を抜き、稲の根の張りをよくする作業)を行い、田んぼの中での作業が、しやすくなった時期を見計らい、杭抜き及びヒモ取り作業を行いました。

 この時期になると稲もだいぶ生長しており、杭が隠れてしまったり、切れたヒモが散乱するなど容易な作業ではありません。また、気温が高く、外で作業するには大変な時期ですが、楽しみな収穫を思いつつ、約3,300本の杭とヒモを回収してきました。

絵柄・文字を縁取っていた「杭」を探しながら取り除いている様子の写真

見つけにくい杭に悪戦苦闘

田んぼ一面に緑色に育った稲の写真

打つのも抜くのも同じように大変です

炎天下の中で杭を取り除く作業をしている様子の写真

炎天下の中での作業となりました

図柄がはっきりと見えるほど、稲が育った田んぼアートの写真

丸2日間の作業となりました

田植え体験事業

田植え体験を実施しました(9日)

 朝から生憎の雨模様でしたが、予定どおり田植え作業を行いました。

 9日は、ボランティアとしてお申込みいただいた約100名の「田植えボランティア」の皆さんに絵柄・文字部分を中心に田植え作業をしていただきました。

 この時期にしては珍しく肌寒さを感じる一日でしたが、参加いただいた皆さん全員が、担当するブロックでの田植えを楽しみながら行っていました。

 作業後は、「行田在来青大豆の枝豆」と「小針もち(もち米)」を使用した「おこわ」と行田市食生活改善推進員協議会の皆さんが料理した「豚汁」に舌鼓を打っていました。

 ご参加いただいた「田植えボランティア」の皆さん、ありがとうございました。

雨の中、カッパを着て田植えをしている田んぼアートの作業するたくさんの参加者の写真

田植え体験を実施しました(10日)

 昨日とは打って変わり、夏の日差しを感じることができる絶好の田植え日和となりました。

 10日は、田植えボランティアの皆さん(約110名)に加え、お申込みいただいた一般参加の皆さん(約550名)に田植え作業をしていただきました。

 田植えボランティアの皆さんには、午前9時から絵柄・文字部分の田植え作業をしていただきました。面積が広い上、細かい部分も多い作業でしたが、高校生から年配の方々まで楽しんでいるご様子でした。

 一般参加の皆さんについては、10時30分からの作業でボランティアの皆さんと同じく、いくつかのブロックに分かれて作業をしていただきました。

 小さなお子さんから保護者の方まで、泥だらけになりながらも普段体験することができない田植え作業、自然との触れ合いを満喫されているようでした。

 「田植えボランティア」の皆さん、「一般参加」の皆さん、ご参加いただき、ありがとうございました。

晴天の下、帽子を被り田植えに参加する方々の写真

田植えまでの歩み

播種(種まき)作業

 田植えをするには、植える「苗」がなければいけません。

 昨年より田んぼアートで使用する「苗」は、県の施設である「社団法人埼玉県農林公社種苗センター」に生育(“育苗”と言います)をお願いしています。

 この施設で元気に育てられた「苗」が、今年の田んぼアートを彩ることになります。

(注意)使用する稲について

 24年度は、5品種(4色)の稲を使用します。

使用する稲一覧

品種

使用部分

説明

彩のかがやき

アートの外側

主食用水稲。埼玉県内でのみ生産される県の奨励品種。

白い稲

顔絵、のぼり旗等

彩のかがやきの変異種。埼玉県農総研で育成。

ゆきあそび

顔絵

観賞用水稲。田んぼアートへの利用を考え、青森県で育成。

黒紫

紫稲

顔絵、文字

葉、茎など稲の全体が黒紫色。埼玉県農総研で育成。

黄大黒

のぼり旗縁どり

古代稲。葉、茎など稲の全体が黄色。

 (注意)生育状況について (播種日:5月18日(金曜日)、生育確認日:6月6日(水曜日))

種まきに使う機械の写真

播種(種まき)作業に使う機械

種蒔き作業に使う土を入れた機械に水を含ませている様子の写真

土を入れた後、水を含ませます

水を含ませた土が入った種まきの機械の写真

水を含ませた後、種をまきます

種をまいた上に水を含ませた土をかぶせている様子の写真

種をまいた上に土をかぶせます

播種作業直後のたくさんの苗箱が積まれた写真

播種作業直後の苗箱

稲の育生にあったハウスにたくさんの苗が並んでる写真

生育に適したハウスの中で育苗

2~3日経過した種まきをした苗箱の様子の写真

播種後、2~3日経過した様子

種まき後、3週間程度経過した黄大黒の苗の写真

播種後、3週間程度経過した様子(6月6日)

3週間程経過青々とした緑色と黄緑色の苗の写真

右:黄大黒・べにあそび・ゆきあそび、左:彩のかがやき

深い緑色の白いかがやきの苗と黄緑色に育っている苗の写真

右:白いかがやき、左:紫905

杭打ち(測量)作業

 田んぼアートを描くにあたり、絵柄・文字となる部分を事前に田んぼへ表わしておく必要があります。

 行田市の田んぼアートでは、「測量」という手段を用い、図面上のアートを実際の田んぼに表現します。

 24年度は、田植え前の6月1日(金曜日)、6月4日(月曜日)、6月5日(火曜日)の3日間で測量、杭打ち作業を行いました。

測量機械を使って図柄の目印になる杭を打つ作業をしている様子の写真

測量機械を用い、図面上の点を実際の田んぼに置き換え、目印となる杭を打っていきます

田んぼアートに必要なたくさんの杭打ちをしている様子の写真

24年度の田んぼアートでは、約3,100本の杭を打ちました

田んぼに打った杭同士をヒモでつなぎ作業をしている写真

打った杭同士をヒモでつなぎ、絵柄・文字部分が分かるようにしています

苗箱運び・立て札の設置

 種苗センターで育苗された「苗」を田んぼアート現場に運び込みます。

 24年度の田んぼアートでは、4色5品種の稲を使用します。田植え当日に作業する皆さんが、間違えないよう事前に使用する場所に稲を配置していきます。

 また、作業の途中で植える色(種類)が分からなくならないように立て札を設置します。

平成24年度田んぼアートの田植え参加者、まだまだ募集中です。たくさんのご応募、ありがとうございました。

 田んぼアートも今年で5年目を迎え、これまでにご協力いただいた皆さまのおかげにより日本最大の面積(2.8ヘクタール)を誇るまでになりました。今年は昨年以上に図柄、文字部分を拡大し、ギネスワールドレコーズ認定(世界一)を目指しております。

 世界一の田んぼアートを皆さんの手で描いてみませんか?ご参加を心よりお待ちしております。

田植えボランティアの募集について

期日

6月9日(土曜日),もしくは10日(日曜日)のいずれか 雨天決行

場所

古代蓮の里東側の田んぼ

内容

午前中の田植え作業(図柄、文字の部分を中心とした手植え)

応募資格

田植え作業経験者(高校生以上の方)

定員

300人(先着順)

募集期間

募集中~平成24年5月25日(金曜日)まで

その他

参加費は掛かりません。

開催日間近に説明会を開催します。

昼食・市内温泉入浴券・古代蓮会館入館券をお渡しします。

申込方法

電話、ファックス又はE-mail、電子申請での申し込み

必要事項:住所、氏名、年齢、性別、電話番号、メールアドレス(お持ちの方、携帯電話も可)

 足のサイズ(田植え足袋のない方は貸出しいたします)

田植え体験者の募集について

期日

6月10日(日曜日) 雨天決行

場所

古代蓮の里東側の田んぼ

内容

午前中1~2時間程度の田植え体験

(小学生未満のお子様と一緒の場合、短時間の体験も可能です。)

応募資格

市内外を問わず、どなたでも参加できます。

定員

800人(先着順)

参加費

高校生以上1,000円、中学生以下500円(当日、徴収します。)

昼食代・市内温泉入浴券代・保険代などに充当いたします。

募集期間

募集中~平成24年5月25日(金曜日)まで

その他

参加者には収穫したお米を後日プレゼント。

昼食・市内温泉入浴券・古代蓮会館入館券をお渡しします。

申込方法

電話、ファックス又はE-mail、電子申請での申し込み

必要事項:住所、氏名、年齢、性別、電話番号、メールアドレス(お持ちの方、携帯電話も可)

お問い合わせ

田んぼアート米づくり体験事業推進協議会

事務局(行田市役所農政課農政担当)

電話番号:048-556-1111(内線386・387)

ファックス番号:048-556-4933

この記事に関するお問い合わせ先

農政課
〒361-8601 埼玉県行田市本丸2-20
電話番号:048-580-3013
ファクス:048-556-4933
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