クビアカツヤカミキリにご注意ください

更新日:2022年01月20日

クビアカツヤカミキリ(Aromia bungii)とは

平成25年に埼玉県内で確認され、平成29年7月には市内においても確認されました。

クビアカツヤカミキリは、サクラ、ウメ等のバラ科を中心とした多種の樹木を加害し、枯死、落枝、倒木等の被害を引き起こすことで、平成30年1月に特定外来生物に指定されております。

クビアカツヤカミキリ

写真

全体が黒色で触角が長く、クビ(胸部)が赤色の捕獲されたビアカツヤカミキリの写真

特徴

  • 体長2.5から4センチメートル
  • 全体に黒く光沢がある
  • クビ(胸部)が赤い
  • 幼虫は樹木内部で2から3年かけて成長
  • 6から8月に成虫が出現

幼虫の寄生が報告されている樹木

  • サクラ、セイヨウスモモ、ウメ、モモ、カキ、オリーブ、ハコヤナギ、ザクロ、コナラ、ヤナギなど  

クビアカツヤカミキリが侵入した樹木の特徴

  • 樹幹に穴(食入孔や脱出口:直径4ミリメートル程度)がある。
  • 穴の下(木の根元、幹の間、葉の上など)にフラス(木くずとフンが混ざったもの)が溜まっている。
  • 開花時期に花が少ない。
  • 古木や大木に寄生しやすい。

フラス

クビアカツヤカミキリが侵入し樹幹に穴があけられている部分の写真
木の幹の間に、茶色の木くず(フラス)が溜まっている様子の写真

クビアカツヤカミキリの成虫を発見したら

 特定外来生物に指定されているため、持ち運ぶ、飼う、別の場所に放すなどは法律により禁止されています。市販の殺虫剤を用いるほか、熱湯をかける、靴で踏みつぶす等の物理的な方法などで駆除していただくようにお願いします。

 捕殺したら写真を撮って、埼玉県東部環境管理事務所(電話:0480-34-4011)又は行田市役所環境課(電話:048-556-9530)に御連絡ください。

木くず(フラス)を発見したら

 フラスが落ちている上方に穴が開いているはずです。薬剤(例:ベニカカミキリムシエアゾール、ロビンフット)を注入する、針金を差し込むなどで殺虫を試みていただくようお願いします。

クビアカツヤカミキリの詳細について

詳しくは、以下のホームページをごらんください。

埼玉県ホームページ

この記事に関するお問い合わせ先

環境課
〒361-0031 埼玉県行田市緑町13-12
電話番号:048-556-9530
ファクス:048-553-0792
メールフォームによるお問い合わせ