クビアカツヤカミキリにご注意ください
クビアカツヤカミキリ(Aromia bungii)とは
平成25年に埼玉県内で確認され、平成29年7月には市内においても確認されました。
クビアカツヤカミキリは、サクラ、ウメ等のバラ科を中心とした多種の樹木を加害し、枯死、落枝、倒木等の被害を引き起こすことで、平成30年1月に特定外来生物に指定されております。
クビアカツヤカミキリ
写真

特徴
- 体長2.5から4センチメートル
- 全体に黒く光沢がある
- クビ(胸部)が赤い
- 幼虫は樹木内部で2から3年かけて成長
- 6から8月に成虫が出現
幼虫の寄生が報告されている樹木
- サクラ、セイヨウスモモ、ウメ、モモ、カキ、オリーブ、ハコヤナギ、ザクロ、コナラ、ヤナギなど
クビアカツヤカミキリが侵入した樹木の特徴
- 樹幹に穴(食入孔や脱出口:直径4ミリメートル程度)がある。
- 穴の下(木の根元、幹の間、葉の上など)にフラス(木くずとフンが混ざったもの)が溜まっている。
- 開花時期に花が少ない。
- 古木や大木に寄生しやすい。
フラス


クビアカツヤカミキリの成虫を発見したら
特定外来生物に指定されているため、持ち運ぶ、飼う、別の場所に放すなどは法律により禁止されています。市販の殺虫剤を用いるほか、熱湯をかける、靴で踏みつぶす等の物理的な方法などで駆除していただくようにお願いします。なお、捕殺したものは「燃やせるごみ」として排出してください。
木くず(フラス)を発見したら
フラスが落ちている上方に穴が開いているはずです。薬剤(例:ベニカカミキリムシエアゾール、ロビンフット)を注入する、針金を差し込むなどで殺虫を試みていただくようお願いします。
クビアカツヤカミキリの詳細について
詳しくは、以下のホームページをごらんください。
更新日:2024年06月27日