セアカゴケグモにご注意ください
平成26年7月以降、埼玉県内において特定外来生物の「セアカゴケグモ」が確認されていますので、ご注意ください。
セアカゴケグモとは
セアカゴケグモは、全国の36都道府県(平成26年9月25日現在)で確認されているオーストラリア原産の体長1センチメートル程度のクモで、メスに毒があります。
咬まれると脱力感、筋肉痛、頭痛などの全身症状が現れることがあるので注意が必要ですが、基本的には攻撃性のないおとなしいクモです。素手で触らない限り、咬まれることはありません。
セアカゴケグモのメス
写真
特徴
全体に光沢のある黒色をしており、背中に目立つ赤い帯状の模様があります。
生息しやすい場所
- 日当たりの良い暖かい場所で、地面や人工物のあらゆる窪みや穴、裏側、隙間に営巣します。(例)プランターの底、室外機の裏、庭に置いた靴の中など
セアカゴケグモを発見したら
- 似ているクモを見つけても、素手で触らないでください。
- 見つけた場合は、埼玉県東部環境管理事務所(電話:0480-34-4011)又は行田市役所環境課(電話:048-556-9530)に御連絡ください。
- 咬まれてしまったときは、すみやかに医療機関を受診してください。なお、埼玉県加須保健所(電話:0480-61-1216)でも健康相談に応じます。
- セアカゴケグモは外来生物法に基づく特定外来生物に指定されており、生きたまま運んだり、飼育することは禁止されています。
- 一匹見つかれば他にも潜んでいる可能性がありますので、周囲を確認するなど注意をしてください。
駆除の方法
蚊やハエ等の家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を用いるほか、熱湯をかける、靴でふみつぶす等の物理的な方法でも駆除が可能です。
駆除作業をする場合には、セアカゴケグモに咬まれないよう、軍手など手袋を着用してください。
更新日:2022年01月20日