外来植物にご注意ください

更新日:2022年01月20日

 外来植物は生命力や繁殖力が強く在来の生態系に大きな影響を及ぼします。

 自宅の庭先などで見かけた際は、下記の事を注意のうえ、駆除にご据力ください。

ナガミヒナゲシ

  • ヨーロッパ地中海原産の1年草で、高さ20~60センチメートル、4月頃~6月頃に道端や空地などの日当たりの良い場所に直径3センチメートル程の薄いオレンジ色をした花を咲かせます。
  • 1個体から100個程度の実をつけ、1つの実には1,600粒程度の種子が入っており、爆発的に広がる恐れが指摘されています。
  • 周辺の植物の育成を妨げる成分を含んだ物質を根から出すことから、「生態系に大きな影響を与えるのでは」と危惧されている植物です。

(注意)特定外来生物に指定はされておりません。

線路脇に生えている赤い花びらのナガミヒナゲシの花の写真

【ナガミヒナゲシの花】

(注意)画像は国立環境研究所のホームページより引用

上部が円盤状で覆われて、その下が膨らんで円筒の形をしたナガミヒナゲシの完熟した実の写真

【ナガミヒナゲシの完熟した実】

(注意)画像は農研機構 農業環境変動研究センター刊行の「農環研ニュース No90 2011年3月」より引用

駆除方法

  • 自宅の庭などで生育している場合は、種ができる前に抜き取り、燃えるゴミとして出して下さい。
  • 種ができている場合は、種が飛ばないよう十分注意してください。
  • 除草作業の際はケガなどを防止するため、長袖の服や作業用手袋などを着用して、できるだけ肌を露出しないようにして下さい。

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