悪臭に関する規制
悪臭公害を防止し、生活環境を保全するために、主に工場及び事業場を対象にした「悪臭防止法」及び「埼玉県生活環境保全条例」が定められています。事前の届出制ではなく、原則として苦情が発生した場合、法令の規制対象となります。
規制地域
行田市全域
特定悪臭物質濃度規制基準
敷地境界線における規制基準(22物質)
特定悪臭物質 | A区域 | B区域 | C区域 |
---|---|---|---|
アンモニア | 1 | 1 | 2 |
メチルメルカプタン | 0.002 | 0.002 | 0.004 |
硫化水素 | 0.02 | 0.02 | 0.06 |
硫化メチル | 0.01 | 0.01 | 0.05 |
二硫化メチル | 0.009 | 0.009 | 0.03 |
トリメチルアミン | 0.005 | 0.005 | 0.02 |
アセトアルデヒド | 0.05 | 0.05 | 0.1 |
プロピオンアルデヒド | 0.05 | 0.05 | 0.1 |
ノルマルブチルアルデヒド | 0.009 | 0.009 | 0.03 |
イソブチルアルデヒド | 0.02 | 0.02 | 0.07 |
ノルマルバレルアルデヒド | 0.009 | 0.009 | 0.02 |
イソバレルアルデヒド | 0.003 | 0.003 | 0.006 |
イソブタノール | 0.9 | 0.9 | 4 |
酢酸エチル | 3 | 3 | 7 |
メチルイソブチルケトン | 1 | 1 | 3 |
トルエン | 10 | 10 | 30 |
スチレン | 0.4 | 0.4 | 0.8 |
キシレン | 1 | 1 | 2 |
プロピオン酸 | 0.03 | 0.07 | 0.07 |
ノルマル酪酸 | 0.001 | 0.002 | 0.002 |
ノルマル吉草酸 | 0.0009 | 0.002 | 0.002 |
イソ吉草酸 | 0.001 | 0.004 | 0.004 |
- A区域:B、C区域外の区域
- B区域:農業振興地域
- C区域:工業地域・工業専用地域
煙突等の排出口における規制基準(13物質)
基準は、敷地境界線の基準を用いて、悪臭防止法施行規則第3条に定める換算式により算出します。
次の物質について設定されます。
アンモニア、硫化水素、トリメチルアミン、プロピオンアルデヒド、ノルマルブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、ノルマルバレルアルデヒド、イソバレルアルデヒド、イソブタノール、酢酸エチル、メチルイソブチルケトン、トルエン、キシレン
排出水中の規制基準(4物質)
特定悪臭物質 | 排出水の流量 (立方メートル/s) |
排出水中の濃度 (1リットルあたりミリグラム) A区域 |
排出水中の濃度 (1リットルあたりミリグラム) B区域 |
排出水中の濃度 (1リットルあたりミリグラム) C区域 |
---|---|---|---|---|
メチルメルカプタン | 0.001以下 | 0.03 | 0.03 | 0.06 |
メチルメルカプタン | 0.001を超え0.1以下 | 0.007 | 0.007 | 0.01 |
メチルメルカプタン | 0.1を超過 | 0.002 | 0.002 | 0.003 |
硫化水素 | 0.001以下 | 0.1 | 0.1 | 0.3 |
硫化水素 | 0.001を超え0.1以下 | 0.02 | 0.02 | 0.07 |
硫化水素 | 0.1を超過 | 0.005 | 0.005 | 0.02 |
硫化メチル | 0.001以下 | 0.3 | 0.3 | 2 |
硫化メチル | 0.001を超え0.1以下 | 0.07 | 0.07 | 0.3 |
硫化メチル | 0.1を超過 | 0.01 | 0.01 | 0.07 |
二硫化メチル | 0.001以下 | 0.6 | 0.6 | 2 |
二硫化メチル | 0.001を超え0.1以下 | 0.1 | 0.1 | 0.4 |
二硫化メチル | 0.1を超過 | 0.03 | 0.03 | 0.09 |
埼玉県生活環境保全条例の規制内容
埼玉県水環境課のホームページにて掲載されています。
更新日:2022年01月20日