風しんが流行しています

更新日:2022年01月20日

現在、東京など関東地方で風しんの患者数が急増しています。これまでに風しんにかかっていない方や予防接種を受けていない方は注意が必要です。

風しんとは

 風しんウィルスによっておこる急性の発疹性の感染症です。風しんウィルスは、咳、くしゃみなどを介して感染する飛沫感染です。

風しんの症状

 軽い風邪症状で始まり、発疹、発熱、頸(けい)部リンパ節腫脹などが主症状で、眼球結膜の充血も見られます。潜伏期間は2~3週間で、基本的に予後は良好といわれています。大人が罹と子どもに比べ症状が重く、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛や稀に脳炎等、重篤となることもあります。現在、1回のみの接種者または、未接種者が多く、風しんに罹った経験がない30代から40歳代の男性に感染が多くなっていると考えられています。

妊娠初期には特に注意が必要です

 風しんは妊娠中(特に妊娠初期)の女性が感染すると、心疾患、白内障、視力障害など(先天性風しん症候群)の子どもが生まれる可能性が高くなります。

無料で風しん抗体検査が受けられます

 埼玉県では、妊娠を希望される女性やその配偶者、低抗体価の妊娠の配偶者を対象に、委託医療機関で風しん抗体検査を無料で実施しています。

 詳しくは、埼玉県ホームページ(風しん抗体検査)

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