自粛生活の中で気をつけたい!ワンポイント介護予防
こんな時だからこそ、毎日の生活に気をつけましょう
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、外出や活動の機会を制限することで、家の中で過ごす時間が多くなっていることと思います。
ずっと家に閉じこもり、一日中座ってテレビを見ていたり、昼間も横になったり、「面倒だから」「お腹が減っていないから」と食事を抜いたりなどしていませんか?
「動かないこと(生活不活発)」により、身体や頭の動きは低下してしまいます。
そして、歩くことや身の回りのことなど生活動作が行いにくくなったり、疲れやすくなったりして、「フレイル(虚弱)」が進行します。
なんと、2週間の寝たきりにより失う筋肉量は、7年間に失われる量に匹敵するとも言われています。
活動制限の必要がなくなったその時に、また元気に活動を再開することが出来るよう、今からご自分の生活を見直しておきましょう。
外出自粛中の「フレイル(虚弱)」予防4か条
第1条「動かない時間を減らして、自宅内でちょっとした運動を続ける」
座ったり、横になったりしている時間を減らして筋力を維持しましょう
- 家の中や庭でできる運動をする(ラジオ体操、テレビをみながら足踏み体操・ひざ伸ばし運動など)
- 家事の中で身体を動かす(庭いじりや片付け、お料理中にかかとあげ体操など)
市では、お家でもできるオリジナル体操「ながちか体操」のDVDを貸し出ししています。
「ながちか体操」は、市のホームページ(ながちか体操)やYouTubeでも観ることができます。

第2条「しっかり食べて栄養をつけ、バランスの良い食事を摂る」
1日3食、バランスに配慮した食事を心がけましょう
身体(特に筋肉)を作る栄養素であるタンパク質(肉、魚、卵、大豆製品など)を意識して摂ることが大切です。
しっかりと栄養を摂ることは、免疫力の維持にもつながります。
(食事制限を受けている方は、かかりつけ医の指示に従ってください)
第3条「お口を清潔に保ち、しっかり噛んで食べる」
毎食後や寝る前に、歯磨きや義歯のお手入れをしましょう
お口の中を清潔に保つことは、感染症の予防にも効果があります。
お口の筋肉を保つために、しっかり噛んでお口を動かす習慣をつけましょう
しっかり噛んで食べることは、お口の筋力を保つと共に、唾液の分泌を促し、消化にもよい働きをします。
また、会話をする機会が減っているという方は、一人でも歌の練習や早口言葉を言うことで、お口の筋力保持につながります。
第4条「家族や友人との交流を続ける」
電話やメールなどを活用して、最近会えなくなったご家族やお友達と交流する機会を持ち続けましょう
家に閉じこもり人との交流が減ると、ちょっとしたことでも不安が増大し、詐欺被害などさまざまなトラブルにも巻き込まれやすくなってしまいます。
電話やメール、ファックスなどを利用して定期的にご家族やお友達と近況を伝え合い、不安な気持ちを解消しましょう。
関連リンク
- 埼玉県地域包括ケア課
(参考)「お家でできる介護予防~少し体を動かしてみませんか~」(埼玉県のサイト) - 「新型コロナウイルス感染症」高齢者として気をつけたいポイント(一般社団法人 日本老年医学会)
(参考)市民の皆様へ「新型コロナウイルス感染症」高齢者として気をつけたいポイント(一般社団法人 日本老年医学会のサイト) - 緊急事態宣言下の運動不足解消法「生活アクティブ体操」(公益財団法人 健康・体力づくり事業財団)
(参考)緊急事態宣言下の運動不足解消法(公益財団法人 健康・体力づくり事業財団のサイト)
この記事に関するお問い合わせ先
高齢者福祉課
〒361-8601 埼玉県行田市本丸2番5号
電話番号:048-556-1111
ファクス:048-564-1315
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更新日:2022年01月20日