新型コロナウイルス感染症に関連する人権への配慮について

更新日:2022年01月20日

新型コロナウイルスの感染が広まる中、感染した方だけでなく、医療従事者、介護・保育の現場をはじめ社会機能を維持するための業務に携わっている方やそのご家族、また、ワクチン未接種者への差別的な言動が、インターネットやSNSといったさまざまな場面で見受けられます。

新型コロナウイルス感染症に関連した偏見や差別は、決して許されることではありません!

こうした偏見や差別が、感染を疑われる症状が出ている方の受診をためらわせたり、陽性者が正確な行動履歴などの申告をしなくなったりすることにつながり、さらなる感染拡大を招いてしまうような事態も考えられます。

新型コロナウイルスには、誰でも感染する可能性があります。

不確かな情報や誤った認識に惑わされて、誤解や偏見に基づく人権侵害につながることのないように、正確な情報(国や県などの公的機関から提供されるもの)を入手するよう努め、冷静な行動をお願いします。

法務省の人権擁護機関では、新型コロナウイルス感染症に関連する不当な偏見、差別、いじめ等の被害にあった方からの人権相談を受け付けています。

困ったときは、一人で悩まず、相談してください。

  • みんなの人権110番(全国共通人権相談ダイヤル)
    0570-003-110(平日午前8時30分から午後5時15分まで)
  • 子どもの人権110番
    0120-007-110(平日午前8時30分から午後5時15分まで)
  • 女性の人権ホットライン
    0570-070-810(平日午前8時30分から午後5時15分まで)
  • 外国語人権相談ダイヤル
    0570-090911(平日午前9時から午後5時まで)
    人権相談 一人で悩まずにご相談ください(法務省のサイト)

そのほかの相談窓口

新型コロナウイルスワクチン接種を受けていない人への差別はやめましょう!

新型コロナウイルス感染症の収束に向けてワクチン接種が推奨されていますが、体質や持病などさまざまな事情により接種できない人もいます。

接種を受けることは強制ではありません。感染症予防の効果と副反応リスクの双方について理解したうえで、自らの意志で接種を受けていただくものです。

ワクチンを接種していない人に対して、接種の強制や差別、不公平や不利益な扱いをすることのないよう、皆さんのご理解とご協力をお願いします。

「新型コロナワクチン接種に関する差別防止」動画の配信について

埼玉県と大宮アルディージャVENTUS(女子プロサッカーチーム)が協力して作成した、新型コロナワクチン接種に関する差別の防止を呼び掛けるメッセージ動画が配信されています。

URL:https://youtu.be/ybKQGf7Cbxg

問合せ:埼玉県人権推進課(048-830-2255)

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