性的少数者への理解を深めましょう

更新日:2025年04月10日

性のありかたはさまざまです。

最近「LGBT」という言葉を見たり聞いたりする機会が増えています。これは、レズビアン(L:女性同性愛者)、ゲイ(G:男性同性愛者)、バイセクシュアル(B:両性愛者)、トランスジェンダー(T:「身体の性」と「性自認」が一致しない方)、クエスチョニング(Q:性のあり方が特定のあり方に属さない、決めていない、決められない、)やクイア(当たり前ではないとされる性のあり方を包括的に表す言葉)の頭文字をとったもので、性的マイノリティーを表す総称のひとつとして使われています。

さらに、LGBTQ以外にもさまざまな性のあり方があります。

個人の性について考えるときには、「身体の性別」、「性自認」、「性的指向」など、いくつかの側面からとらえることが必要です。

「身体の性別」は、生物学的に男性か女性かを指すもので、身体的な特徴からある程度客観的に判断されますが、男女いずれかにも分けにくい場合もあります。

「性自認」は、本人が主観的に自認する性別のことで、「心の性」とも言います。必ずしも、男女に当てはまらない場合もあります。

「性的指向」は、自分が恋愛・性愛の対象とするのは男性なのか女性なのか、あるいは性別にかかわりなく対象とするという方もいます。

本市では、一人ひとりの多様性を認め合い、共に生きる社会の実現を目指し令和3年4月1日から、性の多様性を尊重する「行田市パートナーシップ宣誓制度」を実施しています。また、埼玉県では、令和4年7月に「埼玉県性の多様性を尊重した社会づくり条例」を施行しました。

偏見や差別を無くすためには、性的少数者のよき理解者・支援者となることが大切です。

性的指向及び性自認を理由とする偏見や差別をなくしましょう(法務省)

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