第3次行田市環境基本計画(案)意見募集の結果について

更新日:2023年11月22日

 

第3次行田市環境基本計画案についてのご意見を募集したところ、1名の方から5件のご意見をいただきました。ご意見の提出ありがとうございました。お寄せいただいたご意見を整理し、市としての考え方をまとめましたので、下記のとおりご報告します。

市民意見募集結果の概要

【1】 意見募集期間: 令和5年9月6日(水曜日)~10月5日(木曜日)

【2】 意見提出者数 :1名

【3】 意見数 :5件

【4】 意見内容

意見内容
意見等の概要 市の考え方 修正

市内の川には大量のごみがあふれています。 清掃作業が重要と思われます。

河川の美化活動に関しては、本計画案の基本方針4-3水辺環境の保全・創出にて記述しています。これまで同様、市・市民・事業者が一体となった施策を展開します。

なし

環境省、農林水産省の推進する農薬を使わない病害虫・雑草管理が全く行われていない公園等が散見されます。環境汚染を招く農薬指定をされていない除草剤を広範囲に散布する公共施設には徹底した指導が必要と思わます。環境省・農林水産省の「公園管理マニュアル」等を十分理解した上で地方公共団体の施設管理部局、庭園、緑地等を有する土地・施設等の管理者等に各都道府県知事宛てに通知された「住宅地等における農薬使用について」の趣旨が徹底されていない現状があります。健康被害を引き起こしかねない農薬の使用に関しては必要な研修に参加し、有資格者のみが携われるように国の指示に従うべきです。また、農薬指定をされていない危険な除草剤に関しては使用を禁止すべきです。農地に使えないということは安全性において国の基準を満たさないものであるということです。農薬指定をされていない除草剤を使用するということは植栽等を行わない場所でも人畜に有害であることは疑問を挟む余地のないことです。

本市では、市の公園や街路樹等の緑地、空き地に関しての殺虫剤や除草剤につ いて法に基づき適正使用に努めています。その上で、ご指摘の住宅地等の私有 地に関しては個人管理となっているため、今後は別途市民に対して啓発を進め ていきたいと考えております。

なし

廃棄物減量化の推進も進んでいないように思われます。これは住民意識の問題で「リサイクル可能なものは分別する」「収集日以外の日にはごみを出さない」などの啓発を行ってください。毎年元旦の日のごみ集積所の山を見るたびにこれが行田市民の民度かとがっかりします。

ご指摘のように、今回実施したアンケート調査でも「ごみの減量化・再資源化対策」の項目で満足度が低く、重要と考える方が多い結果が出ています。したがっ て本計画案では、基本方針2-4廃棄物減量化・再資源化を重点施策として設定し、市・市民・事業者が一体となった施策を展開することとしております。

なし

先人から受け継いだ自然環境の保全について緑地環境が次々と減っていきます。里山のない行田市では平地林が多くありましたが、維持管理の問題で屋敷林がつぎつぎ無くなっています。また、田畑を潰して新築住宅が建っていく一方で同じ数だけ空き家が増えていきます。こうしたことが広い意味で地球温暖化を促進していることになります。真夏の40度近い気温でも木のしたに下草がある環境下では10度も気温が下がります。街路樹や水辺に植栽をする、住宅地の公園の木を増やすなどの対策を望みます。落ち葉が落ちることを毛嫌いする住民もいるので色視する樹木の剪定を慎重に行い自然環境を守ることの重要性を啓蒙する必要のあると思います。

ご指摘のように、緑地環境は減少の一途となっています。今回実施したアンケ ート調査でも「緑地、農地など身近な緑の豊かさ」で満足と考える方が少なく なりました。そこで本計画案では基本方針4-2「緑地環境の保全」として、市・市民・事業者が一体となった施策を展開することとしております。

なし

空き家の問題は市当局だけでは解決できない問題なので県や国、市民全体を巻き込んで考える必要があると思います。

ご指摘のように、空き家の問題は市当局だけでは解決できない問題なので県や国、市民全体と連携した取組みが必要であると考えます。空き家対策おける施 策については、別途計画の中で展開してまいりたい。

なし