行田は意外とランニング天国!? 移住後ママさんランナーに! ~行田走友会 村松さん

更新日:2022年03月24日

ランニングをする村松さん

皆さんは普段、運動していますか?10キロメートル走り切る自信はありますか?
若い頃なら走れたけど、今は無理。そう思った方は、実は少なくないのでは?
毎日仕事で忙しいし、走る時間なんて無いしなあ。もう若くないし。
色々理由をつけて諦めてしまうけど、(本当は昔のように走れたらいいのになあ)…そんな気持ちが、自分でも気づかないくらい微かに、1ミリくらいは残っていたりして。

行田の街を爽やかに走り抜けている女性がいます。すらっとしていて笑顔が素敵な村松さん、ランニングサークル「行田走友会」のメンバーです。こういう方って、学生時代からずっと運動を続けていて…と思いきや…

5人の女性がガッツポーズをしている

「子どもがまだ小さかった頃、自治会対抗の運動会に誘われて走ったのですが、翌日筋肉痛が酷くて…。若いころ運動が好きだったので、けっこうショックでした。これはいけないと思い、ランニングを始めたわけです。シューズさえあれば、いつでも空いた時間にできるのがいいと思いまして。」

お子さんが小さいうちは趣味に時間を割くのは難しそうですが、村松さんは、ご夫婦で工夫して時間を作っていたそうです。

「うちから車ですぐの大きな公園が自然いっぱいで、いい所なんですよ。
そこには約5キロメートルのランニングの周回コースがあって、その一角の芝生広場で子供を遊ばせながら、初めは夫婦交代で走っていました。主人が走っている間、私が子どもと遊ぶ…という感じで。
そのうち子どもが大きくなって、兄弟だけで遊べるようになると、普通に走れるようになりました。子供を遊ばせながら、ランニングできる環境があったのは良かったです。移住する前はもう少し都会に住んでいたので、田舎に来て良かったなーとしみじみ感じました。」

都内のランナーは皇居周辺を走ると聞きますが、車道がすぐ隣で観光客もいっぱい!子連れの親がランニングするのは難しいでしょうね。村松さんの教えてくださった公園はランニングコースがあるので、そこに行けば何人かのランナーを見かけます。薄暗い時間帯は心細くなりがちですので、ほどよく誰かがいてくれるのがいいですよね。

村松さんは今から約十年前、鉄剣マラソンの表彰式で並んでいるときに、同じく表彰の列に並んでいた行田走友会のメンバーから誘われて、同会に入会する事になりました。

「おしゃべりしながら走れば、長い距離も意外と楽に走れますよ。仲間ができてからは、皆で励まし合い、元気をもらっています。いつもマラソン大会や練習の事など、ランナーのあるある話ができるので、本当に楽しいです。」

盾を持った村松さん

走友会で走るコースは、田園の中を走る気持ちの良いコースから、迷路のような忍城周辺コース、お花見ができる埼玉古墳コースなど、思わずランナーが走り出したくなるようなコースがいっぱい!だから練習も飽きないのでしょうね。

行田の暮らし心地についてはどうだったのでしょうか。

「近所に同世代の子どもが沢山いて、公園も近くにあり、遊び場には困りませんでした。子どもが最初に覚えた言葉がコーエン(公園)でしたから。小中学校や病院、スーパーも近くにあったので住みやすい環境でした。」

市内を走るランナーの中には、おじいちゃん、おばあちゃんと呼ばれる立場の方もいらっしゃいますが、皆さん「その呼ばれ方には違和感が!」という方ばかり。
健康的で、体力があって、人生が充実しているような印象を受けます。
村松さんの「行田に移住して良かった」という言葉には説得力がありました。

大人になると、健康診断でちょっと良くない数値が…とか、昔みたいに夜遅くまで飲めなくなった…とか、痩せないなあ…とか、色々ありますが、みんなで楽しく走っていれば、そんな悩みも解消されていくかもしれませんね。

令和元年10月27日掲載

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