こころの相談

更新日:2023年07月20日

こころの病気とは

こころの病気には様々な症状があります。自分で気付きやすい症状と、自分では気付きにくく、周りの人が先に気付く変化があります。自分で気付きやすい症状としては、気持ちが落ち込んで自信がなくなったり、必要以上に不安になったり、夜眠れなくなったり、食欲が落ちたりすることなどがあります。

しかし、症状があるからといって、こころの病気であるとは限りません。人間はいつもストレスにさらされながら生活をしています。大きな出来事があれば、眠れないこともありますし、気持ちが憂うつになることもあります。これは自然な反応です。健康な人は、何かの症状や変化があっても、ストレスが去れば、元の状態に戻る力を備えています。

眠れない、憂うつな気分が続いている、などの症状が長く続いたり、生活するうえで支障が大きい、つらくて苦しい、といった場合にはこころの病気の可能性があります。

からだの症状

こころの病気の中には、からだの不調を伴うものもあります。休息をしても疲れがとれない、動機やめまいがある、頭が痛い、眠れない、食欲がないといったことがこころの病気でも起こります。からだに不調が出ている場合には、まずその症状に関係する検査や診察を受けることが大切です。それでも異常が見られない場合には、ストレスやこころの病気が関係している可能性があります。

心理面の症状

物事が思ったように進まないときは、気持ちが落ち込んだり、イライラしたり、不安で眠れないことがあります。こうした心理面の症状があるからといって、こころの病気であるとは限りません。このような症状が長く続いたり、つらくて苦しい、といった場合は、早めに専門機関へ相談することが大切です。

こころの病気について

不眠症(睡眠障害)

必要な睡眠が得られないことが続き、そのために日中さまざまな不調が出現する病気です。

だるい、意欲が起きない、頭が重く感じる、食欲が出ない、など、多様な不調が現れます。

不眠の原因もストレスやからだとこころの病気、薬の副作用などさまざまであるため、原因をつきとめ、それに合った対処をすることが大切です。

依存症(アルコール・ギャンブル・薬物など)

依存症とはある特定のものや行動を繰り返し、やめたいと思ってもそこから抜けられなくなることです。

ストレス解消のひとつとして楽しむ人もいますが、周囲を困らせ、日常生活に支障をきたすようになる状態を「依存症」といいます。自分たちだけで解決しようとしても難しいため、専門機関等と連携し、本人の状態に合った対応が必要です。

ひきこもり

学校や職場、社会参加を避けて、6か月をめどに、それ以上家庭にとどまり続けている状態をいいます。

理由は様々ですが、受けるストレス量と、それを処理するこころの力のバランスが崩れた時に、ひきこもりが生じやすくなります。ひきこもりの当事者は、相談に足が向かないことが多いですが、当事者でなくても、専門機関へ相談することは可能です。

専門機関と連携をとり、対応することが必要です。

保健センターでもこころの相談を行っています

対象者

 次のような、こころについてご心配のある市民の方と、そのご家族からのご相談をお受けします。

  • 眠れず生活リズムが乱れている、やる気が起きない、いつも不安を抱えている。
  • ご自身の性格や、人間関係に悩んでいる。

内容

 精神科医、保健師による相談

会場

 保健センター

日時

  • 3か月に1回実施しています。日程は市報をご覧ください。
  • 予約制になります。まずは保健センターにお問い合わせください。

その他関連情報

この記事に関するお問い合わせ先

こども家庭センター
〒361-0023 埼玉県行田市長野2-3-17
電話番号:048-579-8033
ファクス:048-555-2551
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