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更新日:2016年1月15日

要中録(五巻)

『要中録』は、弘化4年(1847)8月、行田下町の表立(おもだち)に就任した佐野屋長左衛門が、町政執務の手控えとして町方の御用箱に保存されていた故実・先例となる諸記録を書写集成し、さらに自己の経験・伝聞を御用日記風に書き加えていった記録です。

享保から明治2年までの忍藩の行事、風俗、諸出来事が記されており、長左衛門が表立に就任した弘化以降の事柄は、彼の仕事から覗いてみた町の姿がいきいきと描かれています。表立は町年寄と一般町民を結びつける位置にあり、町内の世話から治安・博奕(ばくえき)の取り締まり、社会教化にまで気を配り、人馬継立(つぎたて)、公儀役人の案内、火消しにまで当たりましたが、最も大きな仕事に町内の諸掛りの割り当てがあり、そうした日常から町の動きが捉えられています。

近世の行田町はたびたび火災に遭い、古い記録がことごとく失われたこともあり、町年寄梅沢家の文書とともに、忍藩時代を伝える数少ない資料の一つで極めて重要です。

  • 読み        ようちゅうろく
  • 区分        市指定有形文化財
  • 種別        古文書
  • 員数        5巻
  • 所在地       行田市行田 個人所有
  • 時代        江戸~明治
  • 公開/非公開  非公開
  • 指定年月日   昭和41年2月17日

 

要中録

 

要中録

 

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