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更新日:2015年11月2日

旧盛徳寺礎石

盛徳寺は、埼玉山若王院盛徳寺(さきたまざんにゃくおういんじょうとくじ)と称し、本尊は薬師如来です。県内でも最古の寺といわれ、この周辺には万葉集で詠まれた小埼沼や埼玉古墳群があり、往時、この地方の中心地であったと思われます。

縁起によれば、大同年間(806~810)の創建と伝えられ、保元2年(1157)に小松内府(こまつないふ)の心願により再建されました。その後、しばしば兵火に遭い、天文年間(1532~1555)に再建されたものが最近まで残されていましたが、老朽化したため現在の本堂が建立されました。

境内には、円形の造り出しをもった奈良時代特有の礎石が現存していますが、当時の原位置とは異なっています。また、附近一帯から奈良時代の布目瓦が出土しています。これまでの調査により、礎石・瓦などから寺の縁起にいう大同年間創建を裏付けるものといわれています。

造出しは径66cm、高さ48 cm、25個が山門、観音堂等に利用されています。県内でもこれ程に整った多数の礎石が見られる例は珍しいとされています。

  • 読み                  きゅうじょうとくじそせき
  • 区分                  市指定有形文化財
  • 種別                  考古資料
  • 員数                   一括
  • 所在地               行田市埼玉1118  盛徳寺 
  • 時代                  奈良
  • 公開/非公開   公開
  • 指定年月日      昭和30年8月8日

 

旧盛徳寺礎石 

 

旧盛徳寺礎石 

 

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